例文・使い方一覧でみる「何ぞ」の意味


スポンサーリンク

...材木を蝕ふがために白蟻を燒くとは何ぞ...   材木を蝕ふがために白蟻を燒くとは何ぞの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...然るに今政府の措置にして此一新せられたる社會に對して數十年若くは數百年前の道徳箇條を其儘強用せしめむとするの態あるは何ぞや...   然るに今政府の措置にして此一新せられたる社會に對して數十年若くは數百年前の道徳箇條を其儘強用せしめむとするの態あるは何ぞやの読み方
石川啄木 「無題」

...『この黒いものは何ぞ』と少年叫ぶ...   『この黒いものは何ぞ』と少年叫ぶの読み方
大町桂月 「千葉夜行記」

...じろりと医者の顔を尻目にかけて欠餅(かきもち)か何ぞのやうにこんがり焼け上つた自分の耳をむしや/\食べてしまつた...   じろりと医者の顔を尻目にかけて欠餅か何ぞのやうにこんがり焼け上つた自分の耳をむしや/\食べてしまつたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...その灰をアスピリンか何ぞのやうにすつかり嚥み下してしまつた...   その灰をアスピリンか何ぞのやうにすつかり嚥み下してしまつたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...地べたを護謨毬(ごむまり)か何ぞのやうに感じるほど神経質になるものだが...   地べたを護謨毬か何ぞのやうに感じるほど神経質になるものだがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...「何ぞ本でも持って来まひょか」「有り難う...   「何ぞ本でも持って来まひょか」「有り難うの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...何ぞ別に理由あるのんに違いないのんで...   何ぞ別に理由あるのんに違いないのんでの読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...何ぞと言つて呉葉の手から窕子の膝へと凭りかゝつて來るのだつた...   何ぞと言つて呉葉の手から窕子の膝へと凭りかゝつて來るのだつたの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...馬鹿らしき隠謀に非ずして何ぞや...   馬鹿らしき隠謀に非ずして何ぞやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...何ぞ奢(おご)りなさい...   何ぞ奢りなさいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一家内これにかかりてそれは何ぞと問ふに...   一家内これにかかりてそれは何ぞと問ふにの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...その原因とは何ぞや...   その原因とは何ぞやの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...其歌集に序する、亦何ぞ妨げむ...   其歌集に序する、亦何ぞ妨げむの読み方
正岡子規 「東西南北序」

...回教の兵が向ふ所天下に敵なかりしは何ぞや...   回教の兵が向ふ所天下に敵なかりしは何ぞやの読み方
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」

...――が、何ぞはからん、後になってみればみるほど、さしもの官兵衛も、これは逆であったことを、認めずにいられなかった...   ――が、何ぞはからん、後になってみればみるほど、さしもの官兵衛も、これは逆であったことを、認めずにいられなかったの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...(彼より襲い来る憂いなし)と、ひそかに恃(たの)み安んじて、進むはそれの解くる日にありとしていた雪は、何ぞ知らん、事今日に到ってみると、敵国の防壁と化していた...   と、ひそかに恃み安んじて、進むはそれの解くる日にありとしていた雪は、何ぞ知らん、事今日に到ってみると、敵国の防壁と化していたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...何ぞ相応の用事もあらば...   何ぞ相応の用事もあらばの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「何ぞ」の読みかた

「何ぞ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「何ぞ」


ランダム例文:
ラン   犯科   相応の  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
白色矮星   陽動作戦   自家培養表皮  

スポンサーリンク

トップへ戻る