...蛇皮線だか何かの音がして来る...
芥川龍之介 「長江游記」
...佐々は何かの音におどろき...
海野十三 「火星兵団」
...何かの音を聞いていたが...
海野十三 「人造人間の秘密」
...前者の「秋の空尾の上(え)の杉(すぎ)に離れたり」「息吹きかえす霍乱(かくらん)の針」「顔に物着てうたたねの月」「いさ心跡なき金のつかい道」等にはなんらか晴れやかに明るいホルンか何かの調子があるに対して「つたい道には丸太ころばす」「足軽の子守(こもり)している八つ下がり」その他には少なくも調子の上でどことなく重く濁ったオボーか何かの音色がこもっている...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...何かの音が聞えて来ました...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...何かの音におどろかされて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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