...ずかずかと げんかんを はいってきます...
五十公野清一 「一休さん」
...小浜兵曹長! よく生きていたなあ」そういって飛行服の勇士の一人がずかずかとよって来ました...
海野十三 「怪塔王」
...その前にずかずかとよると...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...何でもずかずかと云い合う間柄(あいだがら)になった...
海野十三 「赤外線男」
...ずかずかとそいつのところへ行って...
大杉栄 「鎖工場」
...七二人の侍が、ずかずかと、茶店の中へ入ってきて「只今、津軽越中守様が、御通行に相成る...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...ずかずかと立って戸棚の中から引出して来たのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時ずかずかと走(は)せ寄った米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...女もずかずかとこの籠の傍に寄って来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...無言のままでずかずかと枕元の方へ歩いてゆきました...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...私は子供らしい好奇心(こうきしん)で一ぱいになりながらその庭の中へずかずかと這入(はい)って行った...
堀辰雄 「美しい村」
...かれらはずかずかと庭へ入って来て...
山本周五郎 「似而非物語」
...見も知らない素町人(すちょうにん)がずかずかと上がって来たのに眉をひそめて...
吉川英治 「江戸三国志」
...あんなに長い間、高札と睨み合っていながら」「ここで語るのを好みません」「おもしろい」偉丈夫は、酒売りへ、銭と酒杯(さかずき)を渡して、ずかずかと、劉備のそばへ寄ってきた...
吉川英治 「三国志」
...五歩ばかりずかずかと歩いて...
吉川英治 「三国志」
...灯影(ほかげ)のさしているうちは寄りつきません」ずかずかと...
吉川英治 「新書太閤記」
...ずかずかと彼の前へ近づいてきた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...左の手を、太刀のあたりに、右の手を握って提げ、ずかずかと、胸を正して門へかかって来たので、警固の武者たちは、「はて...
吉川英治 「源頼朝」
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