...この地域にはたくさんの住家がある...
...彼女の家は豪華な住家だ...
...賃貸住宅から住家を購入することを考えている...
...地震で多くの住家が倒壊した...
...結婚後は二人で新しい住家を探すつもりだ...
...そのほどよい所の新墓(にいはか)が民子が永久(とわ)の住家(すみか)であった...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...船底はおそらくかきのいい住家になっているにちがいない...
海野十三 「恐竜島」
...又松葉屋は戰場であつて住家ではなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...長い影(かげ)を曳(ひ)いて新しい住家(すみか)の方へ田圃を歩いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...海灣の上を住家として...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...中部の住家がこしらえてる種々な角...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その証拠には昔は山籠の住家(すみか)へ人の尋ねて来るのがうるさかつたのに...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...黄昏(たそがれ)の道をおのが住家へと戻って来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...五重の塔を住家にして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...愛と慰安の住家である...
萩原朔太郎 「宿命」
...鬼の住家にでも囚はれの身になつた想ひに走つてゐることだらう――彼は...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...この一年位ひの間凡そ二三十回も私の住家に通ひ詰めたであらう...
牧野信一 「歌へる日まで」
...山奥の魔女の住家へも...
牧野信一 「〔モダン紳士十誡〕」
...かれにとってはこのあらゆる都会のうちにかれ自身を置くべきパンの住家はないばかりではなく...
室生犀星 「幻影の都市」
...地をこそ天なる神の住家といい得ないであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...敵の住家を見るような気持ちがした...
夢野久作 「暗黒公使」
...……前代未聞の恐ろしい殺人事件のあった家……四人の無疵(むきず)の死骸に護られた室(へや)……その四人を殺した不可思議な女の霊魂の住家……奇蹟の墓場……恐怖の室(へや)……謎語(めいご)の神殿……そんな感じを次から次に頭の中でさまよわせつつかちかちと歯の根を戦(おのの)かしていた...
夢野久作 「暗黒公使」
...總てそれ等のものがヤンの住家であつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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