...だがこちらから少しも伺候する義務は無いのだと思ひ返すと...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...女王はベエコンが御前に伺候することを差し止めた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...アンドラダは和平を熱望しかつ女王の信任厚きロオペの使としてきたという名目のもとにフィリップに伺候するはずだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ラレイは陛下に伺候することを差しとめられた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...宮中に伺候すると...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...シルクハツトを被つて伺候する光榮も持たない代りに...
竹久夢二 「砂がき」
...なにしろ御ところのすぐ近くの土地でございまして御ところへ伺候するのに便利なものでございますから...
太宰治 「右大臣実朝」
...非現実性という癩患がモンセーニュールに伺候するあらゆる人間を醜くしていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...仕立上つたといふので宮廷織物御用掛は其召物をば恭しく捧げて伺候する...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...その柳橋の殿様とやらへ伺候する気になったものと見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...稀れに伺候する宮中顧問官と...
久生十蘭 「泡沫の記」
...今まさに帰京の途中にある仏国大使が伺候する明朝四時までにホテルに帰して置かねばならぬと...
久生十蘭 「魔都」
...仏国大使が伺候するまでに皇帝を発見することが出来ないとなったら...
久生十蘭 「魔都」
...伺候する者もなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また八月からは信順の室欽姫(かねひめ)に伺候することになったからであろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...広書院へ伺候すると...
山本周五郎 「日本婦道記」
...なかなか伺候するいとまもございませんでした」「隠宅へはまいってもか」「身の保養も御奉公の一つでございます」「よし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お館へ伺候するのに...
吉川英治 「新書太閤記」
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