...伝(つて)を求めて権門貴戚(きせき)に伺候するは魯(おろ)か...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...だがこちらから少しも伺候する義務は無いのだと思ひ返すと...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...ラレイは陛下に伺候することを差しとめられた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...宮中に伺候すると...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...シルクハツトを被つて伺候する光榮も持たない代りに...
竹久夢二 「砂がき」
...なにしろ御ところのすぐ近くの土地でございまして御ところへ伺候するのに便利なものでございますから...
太宰治 「右大臣実朝」
...人々の伺候する広い部分には...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...稀れに伺候する宮中顧問官と...
久生十蘭 「泡沫の記」
...今まさに帰京の途中にある仏国大使が伺候する明朝四時までにホテルに帰して置かねばならぬと...
久生十蘭 「魔都」
...仏国大使が伺候するまでに皇帝を発見することが出来ないとなったら...
久生十蘭 「魔都」
...また八月からは信順の室欽姫(かねひめ)に伺候することになったからであろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...式日のときに伺候するだけだから...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...綱宗に伺候するため...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...なかなか伺候するいとまもございませんでした」「隠宅へはまいってもか」「身の保養も御奉公の一つでございます」「よし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...禁中へ伺候すると...
吉川英治 「三国志」
...お館へ伺候するのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...やがて御所へ御礼に伺候する日まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...時折に伺候する家臣も諸侯も...
吉川英治 「日本名婦伝」
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