... 伯夷は一般的に日常会話で使用される言葉ではないため、熟語としても認識されていない可能性が高いです...
...伯夷叔斉(はくいしゅくせい)は旧悪を念(おも)わず...
太宰治 「竹青」
...禹稷伯夷を三后とするのも...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...稷下の儒家は何故姜姓の伯夷を入れる必要があつたかと云ふに...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...直(ただち)に心に浮んだことは伯夷(はくい)叔斉(しゅくせい)の話である...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...孔子が伯夷叔斉の如き善人と謂(い)うべきものと称賛したのも無理ならぬことである...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...所が一年立ち二年立つ中に、その伯夷、叔斉殿が首陽山に蕨(わらび)の乏しいのを感じたか、ソロ/\山の麓(ふもと)に下りて、賊地の方にノッソリ首を出すのみか、身体(からだ)を丸出(まるだし)にして新政府に出身、海陸の脱走人も静岡行の伯夷、叔斉も、猫も杓子(しゃくし)も政府の辺に群れ集(あつまっ)て、以前の賊徒今の官員衆に謁見、是(こ)れは初めて御目(おめ)に掛るとも云(い)われまい、兼て御存じの日本臣民で御座(ござ)ると云うような調子で、君子は既往を語らず、前言(ぜんげん)前行(ぜんこう)は唯(ただ)戯(たわぶ)れのみと、双方打解けて波風(なみかぜ)なく治まりの付(つい)たのは誠に目出度(めでた)い、何も咎(とがめ)立てするにも及ばぬようだが、私には少し説がある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...伯夷(はくい)に讓(ゆづ)る...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...伯夷(はくい)・叔齊(しゆくせい)(二八)馬(うま)を叩(ひか)へて諫(いさ)めて曰(いは)く...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...箭内亙による註【一】明の楊愼曰く、宋人謂へらく、太史公、伯夷傳を作る、滿腹是れ怨と...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...【二一】伯夷の意を悲しむ...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...伯夷の志を氣の毒に思ふなり...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...後の采薇歌即ち伯夷の作りたりといふ逸詩を見るに...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...孔子は伯夷・叔齊を稱して、「伯夷・叔齊は、舊惡を思はず、怨是を用つて希なり」と曰ひ、又、「仁を求めて仁を得たり、又何ぞ怨みんや」と曰へり...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...ただ伯夷・叔齊のみにあらず...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...余悲二伯夷之意一...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...於レ是伯夷叔齊...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...「伯夷と叔斉の兄弟(ふたり)は...
吉川英治 「三国志」
...諸葛の兄弟は伯夷叔斉に対して恥じるものだともいいますまい」瑾は...
吉川英治 「三国志」
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