...旅のつかれを休めるために...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...休めるので有がたがる輓馬を停めて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私は室内に籠居する仕事の疲れを休める為に...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...彼女はひとりゆっくりと足腰を休めるために二階の寝室へ上って行ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...疲れ爛(ただ)れた脳を休めるようにしていた...
近松秋江 「狂乱」
...草のうえに休めるために跪坐(しゃが)んだ...
徳田秋声 「あらくれ」
...体を休めることが...
徳田秋声 「仮装人物」
...しかし私がポンプの手を休めると直ぐまたぐるりと丸い青空になった...
外村繁 「夢幻泡影」
...この病気上りの細君の心を休めるためには...
夏目漱石 「門」
...海から来る新鮮な風にあてて休めるため...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...足を休める場所がなくほっついている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...無理をしても休めるだけ休む心算だと申しておりました...
牧逸馬 「土から手が」
...烏のやうに翼を休めると...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...だが一日でも手を休めるなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...肩を休めるようにできているので...
柳田国男 「母の手毬歌」
...じつと滅入(めい)つて筆の手を休める...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...万太郎は足を休める振りをしながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...――「生かさぬ一発、狂わぬ一発」いっとき、ルノワアルはびっくりして、口を休める...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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