...何でも君に一任するから...
芥川龍之介 「魔術」
...漢口に赴任する前...
石原莞爾 「戦争史大観」
...かの『真理の探求者』を以て自任する若き人々さへこの問題を取り扱ふ時にあつて起り来る矛盾に対し徒らに唸くのみである...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...彼は即刻民政の職務を辞任すると言った...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...こいつは決してお前に任す譯には行かない――たゞ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...これはむしろ貴下方の御信頼に任すとして――...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...肆(ほしいまま)に貪食するに任す...
田中貢太郎 「続黄梁」
...太平洋からまともにはげしい潮風の吹きつけるある南国の中学にレコードをとどめた有名なストライキのあらしのあった末に英国仕込みでしかも豪傑はだの新しい校長が卒業したての新学士の新職員五六人を従えて赴任すると同時にかび臭いこの田舎(いなか)の中学に急に新しい文化の風が吹き込んで来た...
寺田寅彦 「野球時代」
...東大教授で一高校長を兼任する橋田邦彦博士である...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...唯自己の智見と良心とに是れ任す可きのみ特に国民を指導する党首に於て最も其然るを見る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は深く安南王の信任する所となりしが...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...以て伊藤侯が日本ビスマークを自任する意気と併称して近代の双美たるを疑はずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その後岸上質軒(きしがみしっけん)氏等の人々が替わってこれが編輯を担任する事になってもやはり私の俳句欄はそのままにして終に今日までも継続している...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...一手に委任するから...
直木三十五 「南国太平記」
...そこで三人がぜんぜん翻訳権を与次郎に委任することにした...
夏目漱石 「三四郎」
...これに事を任するに不便利なり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...然るに保さんは東京(とうけい)から浜松県に赴任するに臨んで...
森鴎外 「渋江抽斎」
...聯盟はプラーゲ氏に料金の基準を立てる事を委任する...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
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