...争いを鎮定するために、仲裁人を呼んだ...
...紛争仲裁人によって紛争が解決された...
...相続紛争で兄弟姉妹間で揉めたら、仲裁人を立てることもできます...
...親身の母親だって仲裁人に入ってもらうべきものでもなし...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...夫婦は自分の仲裁人なんだからね...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...駒井能登守という思いがけない仲裁人が出て来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...押しの利く仲裁人が滅多に出て来ようとも思われないのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...その仲裁人が、子供の親父をなだめて言うことには、お父さん、足で蹴られたぐらいは辛抱しな、この人の手にかかってみたがよい、生きた者は一人もない――だってさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「それぢやわしも其積りで辛抱して働きませう」「さうかさうして呉れゝば仲裁人の顏も立つし...
長塚節 「芋掘り」
...彼(かれ)はどちらからも依頼(いらい)された仲裁人(ちうさいにん)ではなかつた...
長塚節 「土」
...会社が仲裁人の位置に立つてのはおかしいぢやないか...
平出修 「瘢痕」
...そうすると共謀者中(ちゅう)から仲裁人が出て来て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...隣家から駆けつけたお座なりの仲裁人の気持で...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...その仲裁人に招かれたんで...
山本周五郎 「思い違い物語」
...仲裁人(ちゅうさいにん)を撲るやつがあるかと助作が撲りかえす...
吉川英治 「新書太閤記」
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