...仏英協約にも決定的な段階には関与することを許されなかった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...個人の生計に関与するほど...
谷譲次 「踊る地平線」
...朝廷の関与することが少く...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...いわゆる人代の部分においても人間の葛藤に神の関与する説話がない...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...その意味でかかる精神も現代に関与するところのあることはいうまでもないが...
津田左右吉 「日本精神について」
...国文学其他の諸科の学の関与する所である」(三〇二頁)とされた理由がうなづけるのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...それが国語教育の最も重要な点に関与することが出来なかつた理由ともなつてゐたのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...個人の性格は団体へ関与することに於て初めて成り立ち...
戸坂潤 「辞典」
...国家が科学研究に関与することについては...
中井正一 「調査機関」
...知識が政治に関与する仕方は三千年の間...
中井正一 「「焚書時代」の出現」
...関与するつもりだろうか? 彼らがやろうとすることは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...社会的生産に関与する社会労働が基礎になっているから...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...このように万事に関与する特権をもっているのでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらゆる場合に関与する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの人間ご自慢の理性がその確実と透徹とによってそれが関与するすべての物の中に作り出すところの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「肉体が関与するとその欲望はかえって衰え弱まる」ということもできるであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...子供がこれに関与する風習...
柳田国男 「年中行事覚書」
...一切の世事に関与する事を断念させて自身に家督を相続し...
夢野久作 「近世快人伝」
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