...雑沓(ざっとう)した仲店(なかみせ)を見渡すようになる...
芥川龍之介 「浅草公園」
...2雷門(かみなりもん)から縦に見た仲店...
芥川龍之介 「浅草公園」
...十二三歳の少年と一しょにぶらぶら仲店を歩いている...
芥川龍之介 「浅草公園」
...どこか仲店(なかみせ)を歩いていた...
芥川龍之介 「浅草公園」
...仲店の雑沓の中を...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...今日の仲店(なかみせ)の通りは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...仲店の中間、左側が伝法院で、これは浅草寺の本坊である...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...パチパチとまるで仲店で弾(はじ)け豆が走っているような音がする...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...浅草の仲店にお正月の獅子舞いのお獅子...
太宰治 「人間失格」
...「仲店のおもちゃ屋で...
太宰治 「人間失格」
...二人は夢中で語り合ひながらいつしか仲店の雑沓の間に交つて行く...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...そして知らず知らずその後を追うて仲店(なかみせ)の尽(つき)るあたりまで来たが...
永井荷風 「すみだ川」
...仲店(なかみせ)の雑沓(ざっとう)をも今では少しも恐れずに観音堂へと急いで...
永井荷風 「すみだ川」
...また浅草仲店を歩む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...二人は灯の消えた仲店を抜けて雷門を出ると...
林芙美子 「帯広まで」
...カンノン様を拝んで仲店(なかみせ)へ出る...
林芙美子 「新版 放浪記」
...仲店の中へはいつて行つた...
林芙美子 「下町」
...仲店(なかみせ)から観音堂の界隈(かいわい)へわたる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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