...彼は仰山の知識を持っている...
...彼女はその問題に対して仰山の意見を述べた...
...この山は仰山と呼ばれている...
...彼の努力は仰山のものだった...
...その建物は仰山の高さだ...
...………」仰山(ぎょうさん)に...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...」そう云って仰山(ぎょうさん)に体をゆすぶって...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...自分は仰山の女の中でも人に羨(うらや)ましがられる器量持ってながら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...」「ほうよ、そんな仰山、みなよその手紙か...
壺井栄 「大根の葉」
...さうか佐渡は仰山稻が出來たと大きな聲で小柄な男がいつた...
長塚節 「佐渡が島」
...山羊の乳は仰山(ぎょうさん)に滋養があるそうですど」しかし...
中村地平 「南方郵信」
...「あんまり仰山(ぎょうさん)な事は止(よ)してください」私は田舎(いなか)の客が嫌いだった...
夏目漱石 「こころ」
...三千代は仰山(ぎょうさん)なものの云い方だと云って笑った...
夏目漱石 「それから」
...無暗(むやみ)に仰山(ぎょうさん)な音がするので少し弱った...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...私は仰山にHを称讚した...
牧野信一 「秋・二日の話」
...」一刻前と正反対な心で私は仰山にもそれを手に取つて賞讚しました...
牧野信一 「砂浜」
...仰山に冬子の顔を覗き込んだ...
牧野信一 「黄昏の堤」
...私は故意に深呼吸をして腹部の山と谷とを仰山に動かせた...
牧野信一 「痴想」
...」彼は仰山らしく身震した...
牧野信一 「爪」
...仰山に小屋の中を見廻しながら...
牧野信一 「山を越えて」
...「何だい! 仰山らしい! 何がどうしたって言うんだい!」と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...もつと仰山持つて來とくれやす...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...そして仰山(ぎょうさん)に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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