...殿の仰せられた事を...
芥川龍之介 「芋粥」
...瘤の代理ばかり仰せつかっで……」すると...
犬田卯 「瘤」
...「わたしは此處(ここ)に來て心もちが清々(すがすが)しい」と仰せになつて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...仰せの通りおかえ致しましよう」と申しました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...仰せの通り空でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...今日はもう昔のような不都合なことをする心を持っていませんから」こう切に仰せられるので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...逢いたがっておいでになった顔をそこでよく見るがいい」と法皇は仰せられて目をおふきになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昔尚侍がお志を無視して大臣へ嫁(とつ)いでしまったことまでもまた恨めしげに仰せられて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中老に仰せつけられる筈だ...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...そんな仰せが出たか...
山本周五郎 「竹柏記」
...以来浪花節に限るとの仰せ...
山本笑月 「明治世相百話」
...では最早(もう)夜が明けたから二人で花園に散歩に行こうではないか」と仰せられます...
夢野久作 「白髪小僧」
...何か地方の小吏ぐらいな役目は仰せつかるから」などともいった...
吉川英治 「三国志」
...さいぜん母上は何と仰せられましたか」「……この母が」「ええ...
吉川英治 「私本太平記」
...すぐ罷(まか)ります」三位(さんみ)ノ局(つぼね)、阿野廉子(やすこ)は、仰せと聞くと、いま夕化粧もすましたばかりなのに、もいちど櫛笥(くしげ)ノ間(ま)へ入って、鏡をとりあげ、入念に黛(まゆずみ)や臙脂(べに)をあらためてから立った...
吉川英治 「私本太平記」
...政孝に仰せつけ下さいましょう」「そうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...かの竜樹菩薩(りゅうじゅぼさつ)も仰せられたごとく――仏法に無量の門あり...
吉川英治 「親鸞」
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