...付人は異様な郷士?「誰を待っているのであろうか」懐中絵図を畳みこんで...
吉川英治 「江戸三国志」
...付人(つきびと)の忍剣とやらの神縛(しんばく)もといて謝罪(しゃざい)するよりほかに手段(しゅだん)はなかろう」いつまで応接のないのはそのためであった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...陸(おか)の付人(つけびと)バタバタと蒲焼を焼く煙の中で団扇(うちわ)をたたく音が板場でする...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...上杉藩から選りぬいて来た国許侍(くにもとざむらい)! そうだ……そうに違いない』『米沢の剣客か』『隠居の付人に連れて来た者たち』低く――然し...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...付人の剣客達へ誡(いまし)めた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...付人や、家来は、幾人でも斃(たお)せようが、上野介が、討てるか否かとなると、拙者にも、誰にも、勝算は見えないのがほんとだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...腹心の付人(つけびと)たちは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...吉良家の家臣も付人(つけびと)たちも...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...(何が面白くて、このような警固の中で、茶などやるのか)と、上杉家から来ている附人などのうちには、口に出して云う者もあるが、幽居も同様な今の上野介には、まったく、茶でもして憂(う)い日を忘れるほか、何の楽しみもないのだと聞かされると、(なる程、そう云われてみるとなあ)家臣も、付人も、暗然として、上野父子(おやこ)の現在の生活に、同情せずにいられなかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...付人平八郎同じ吉良家の侍や附人のなかでも...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...上杉家からさし廻されてある付人十一名の剣客のうち...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...付人などは持たれませぬ」「じゃが……」上人は考えこんだが...
吉川英治 「親鸞」
...「お付人(つけびと)のおれに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お付人(つけびと)を迷子(まいご)にさせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼女の供をして三戸野山へ夜のうちに落ちようとする付人達は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...吉良殿の付人(つけびと)として申し分はない...
吉川英治 「無宿人国記」
...脱藩して吉良殿の付人に...
吉川英治 「無宿人国記」
...付人(つきびと)側の十一人...
吉川英治 「無宿人国記」
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