...しかし現在の彼自身の位置は容易に一笑(いっしょう)に付することは出来ない...
芥川龍之介 「文章」
...どう工面(くめん)しても必ず送付するから...
有島武郎 「或る女」
...初めこれを縮刷に付するに臨み...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...昭和十五年五月二十九日の京都義方会に於ける講演筆記(第二次欧州大戦の急進展により同年八月印刷に付する際その部分を少し追補した)の出版されたのが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...定義を付する能わざるものとして我らが始め恐怖せし霊の土台に頼(よ)らざるを得ざらしむるものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...これが即ち満州を還付するについて国民全体の希望である...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...戦争を避けて仲裁裁判に付するようになっているのである...
大隈重信 「余が平和主義の立脚点」
...自分の肉を罐詰めにして送付するのである...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...満腔(まんこう)の慷慨(こうがい)黙々に付するに忍びず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...而も右翼団体の明徴運動の驥尾に付するということは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...検討後それを破毀院(はきいん)へ回付するものとされている...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...国立国会図書館の印刷カードをこれに付することによって...
中井正一 「「良書普及運動」に寄せて」
...しかるにこの上になお国家なり社会なりが名誉を付することになったならば...
新渡戸稲造 「自警録」
...どうせ寄付するなら...
野村胡堂 「胡堂百話」
...レーベルを印刷して貼付するだけでも...
野村胡堂 「探偵小説と音楽」
...こんな愛すべき昔ながらの古村と犯罪とを結びつけて考える奴があるもんか?」と一笑に付する...
平林初之輔 「ホオムズの探偵法」
...自分の老朽を印刷に付する者はよほどどうかしている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...地番を付するのもやむを得ぬが...
柳田國男 「地名の研究」
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