...蒐集家も一笑(いつせう)に付することは出来ない...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...滞納には年二割五分の利子を付する事...
有島武郎 「カインの末裔」
...初めこれを縮刷に付するに臨み...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...これより得るところの金額はことごとく布教会に寄付するなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これが即ち満州を還付するについて国民全体の希望である...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...ある種類の争議はこれを義務的に仲裁裁判に付する様にした...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...金壱百円を寄付することが出来たのは...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...満腔(まんこう)の慷慨(こうがい)黙々に付するに忍びず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...検討後それを破毀院(はきいん)へ回付するものとされている...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...これを不問に付するということは...
直木三十五 「南国太平記」
...年に一度ずつ村全体へ十円寄付することになっている...
夏目漱石 「三四郎」
...わずかばかりではあったが年金を下付することになったのである(その頃ボヘミアはオーストリアの治下にあった)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そして盗んだ金の大部分は慈善団体とか労働団体とかに寄付することを公言している...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...こんな愛すべき昔ながらの古村と犯罪とを結びつけて考える奴があるもんか?」と一笑に付する...
平林初之輔 「ホオムズの探偵法」
...地番を付するのもやむを得ぬが...
柳田國男 「地名の研究」
...その建物は養生所へそのまま寄付するし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...前記の如くJ・I・Cの秘密文書をM男爵の手に交付すると同時に...
夢野久作 「暗黒公使」
...』『従って第一の租税の支払のために彼らが納付する五シリングごとに...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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