...しかし現在の彼自身の位置は容易に一笑(いっしょう)に付することは出来ない...
芥川龍之介 「文章」
...初めこれを縮刷に付するに臨み...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...これより得るところの金額はことごとく布教会に寄付するなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これを支那に還付するに躊躇しない...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...自分の肉を罐詰めにして送付するのである...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...金壱百円を寄付することが出来たのは...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...集団的に辞令を交付する式を挙げることにした...
戸坂潤 「社会時評」
...いっさい不問に付することに決した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...国立国会図書館の印刷カードをこれに付することによって...
中井正一 「「良書普及運動」に寄せて」
...凡てこれらの感覚は唯(ただ)芝居らしき快感といふ外(ほか)何らの説明を付する事能(あた)はずといへども要するに江戸演劇を措(お)きては他(た)に求むる事能(あた)はざるものならずや...
永井荷風 「江戸芸術論」
...甲乙を付することは...
中里介山 「大菩薩峠」
...拾い集めて当人に還付するのも変なもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかるにこの上になお国家なり社会なりが名誉を付することになったならば...
新渡戸稲造 「自警録」
...博物館か帝大へ寄付するようにしよう...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...そして盗んだ金の大部分は慈善団体とか労働団体とかに寄付することを公言している...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...次郎と順番を付するようなことも行われた...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...その建物は養生所へそのまま寄付するし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...周都督に付するなどと...
吉川英治 「三国志」
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