...付き添いの守(も)りの女が少女を抱き上げて...
有島武郎 「或る女」
...彼の身に付き添いたる貧困の神は...
李光洙 「愛か」
...付き添いのお松をはじめ...
海野十三 「蠅男」
...看護婦その他の付き添いはしばしば使うようにし...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...付き添いの男の風采です...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...何も不運と存じたれも恨み申さずこのままに身は土と朽ち果て候うとも魂(たま)は永(なが)く御側(おんそば)に付き添い――「おとうさま...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ほとんど付き添いの格で彼を見張っていなかったなら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...このようでない所では見習いはメディシン・マンに付き添い...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その傍には白に赤の装飾ある頭巾をかぶった男が二人ずつ付き添いながら...
野上豊一郎 「闘牛」
...三郎付き添いの上...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...馬に乗せた惟光だけを付き添いにして源氏は大納言家へ来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...付き添いの女房たちの装束を引き受けて手もとで作らせていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...下(しも)仕え幾人が付き添いに必要なのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...桔梗(ききょう)などの咲きそめた植え込みの庭へいろいろの狩衣(かりぎぬ)姿をした若い男たちが付き添い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それを楽しみに明け暮れお側にお付き添い申上げておったので御座います...
夢野久作 「ココナットの実」
...四名付き添い――宮崎市之丞を...
吉川英治 「夏虫行燈」
...付き添いの女や家来たちが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...徒士供(かちども)の付き添い...
吉川英治 「宮本武蔵」
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