...付き添いの守(も)りの女が少女を抱き上げて...
有島武郎 「或る女」
...付き添いのお松をはじめ...
海野十三 「蠅男」
...看護婦その他の付き添いはしばしば使うようにし...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ほとんど付き添いの格で彼を見張っていなかったなら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ゆうべから考えているのは誠一を付き添いにすることだった...
永井隆 「この子を残して」
...その傍には白に赤の装飾ある頭巾をかぶった男が二人ずつ付き添いながら...
野上豊一郎 「闘牛」
...彼女達には付き添いの女性も一人いた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...一人が付き添い、他の二人は扉のそばに立った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...付き添いの童女の衣裳(いしょう)などを日が近づくので用意させていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「もう一人分の付き添いの童女を私のほうから出そうかね」などと笑っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院は終日病床にお付き添いになって看護をしておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...付き添いの女房から御寵愛(ちょうあい)があるという報告が大納言へあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...桔梗(ききょう)などの咲きそめた植え込みの庭へいろいろの狩衣(かりぎぬ)姿をした若い男たちが付き添い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それを楽しみに明け暮れお側にお付き添い申上げておったので御座います...
夢野久作 「ココナットの実」
...伝内がお付き添い申し上げながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...その間二度まで付き添いの医者が熱い煎薬(せんやく)をのませてくれた...
吉川英治 「黒田如水」
...わしが童(わらべ)の頃より傅役(もりやく)として付き添い...
吉川英治 「私本太平記」
...付き添いの女や家来たちが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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