...想ふ、彼が独り京洛の路上に立ちて、平門の貴公子が琵琶を抱いて落花に対するを望める時、殿上の卿相が玉笛を吹いて春に和せるを仰げる時、はた入道相国が輦車を駆り、兵仗を従へ、儀衛堂々として、濶歩せるを眺めし時、必ずや、彼は其胸中に幾度か我とつて代らむと叫びしなるべし...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...兵仗(へいじょう)の道は知る筈がない...
芥川龍之介 「俊寛」
...正法を護る者は正に刀剣器仗を執持すべし」と説かれてあり...
石原莞爾 「最終戦争論」
...儀仗兵の紅白の槍旗が群鳥のはばたくように見えだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...左側に清国儀仗兵が...
林不忘 「安重根」
...――山口駅は儀仗兵やら遺族やら...
種田山頭火 「旅日記」
...法衣の上に兵仗を帯して...
中里介山 「法然行伝」
...将軍を迎えた儀仗兵(ぎじょうへい)の馬が万歳の声に驚ろいて前足を高くあげて人込の中にそれようとするのが見えた...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...儀仗兵の片列、その背後に男が二人忍び込んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...儀仗(ぎじょう)兵...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...河原(かわら)の左大臣の例で童形(どうぎょう)の儀仗(ぎじょう)の人を源氏は賜わっているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天子の儀仗(ぎじょう)さえ...
吉川英治 「三国志」
...天子の儀仗もあざむくばかりで...
吉川英治 「三国志」
...儀仗(ぎじょう)をととのえ...
吉川英治 「三国志」
...道を掃(は)いて儀仗の列にひれ伏した...
吉川英治 「三国志」
...あくまで帝の御意を奉じて儀仗美々しく出向いたので...
吉川英治 「三国志」
...兵仗(へいじょう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...先駆の儀仗兵の馬が刎ねたりして...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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