...昆虫箱その他を仕舞うのに便利であることを発見した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...たやすく突破して仕舞うのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...蚊帳(かや)を仕舞う...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...万作の方から気の毒になってやめて仕舞う...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...名誉も信用も忽ち去つて仕舞うのが必然だ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...轢いた自動車は逃げて仕舞う...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...あきらめて仕舞うと心を定めて...
樋口一葉 「十三夜」
...全く仕舞う時節が有るだろうと思ったね...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...すなわちこれから先きざきと出版する銘々の著書へそう書けば数年の内には皆改まって仕舞う...
牧野富太郎 「植物記」
...飾ったものなんかさっさと仕舞い込んで仕舞う...
宮本百合子 「秋風」
...一人手に気が滅入って仕舞う...
宮本百合子 「雨の日」
...三畳の小部屋に其を片づけて仕舞うと...
宮本百合子 「或る日」
...影を潜めて仕舞うだろう...
宮本百合子 「アワァビット」
...養子なんて云う大切な事をそうじきにさっさと片づけて仕舞うなんてね...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...今の内なら理屈の付かない事もないから帰して仕舞う方も好いかと思ったりしたけれ共...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...四日のうちに仕舞うようにいたせ...
吉川英治 「新書太閤記」
...お引っ越しですか』『御不用なお道具を蔵(くら)へ仕舞うのだよ』『嘘ばかり云っている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ぽとりぽとりと血の滴るように葩(はなびら)が散って仕舞う...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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