...君も知るとおりの神経衰弱のようになって仕舞いました...
海野十三 「壊れたバリコン」
...そうして売れる方の側のものは仕舞い込んでしまう...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...日本ヨイトコの実況放送はこれでお仕舞いである...
太宰治 「狂言の神」
...「今晩お仕舞いになるんだよ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...建聯(たてつらな)った売店がどこも彼処(かしこ)も店を仕舞いかけているところであったが...
徳田秋声 「あらくれ」
...証書を畳んでハンドバッグの中に仕舞いこんだものだったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...彼はまた店を仕舞い...
徳田秋声 「縮図」
...仕事仕舞いをしたか?――そうだ...
直木三十五 「南国太平記」
...便所と――それだけでお仕舞いです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生前の豊島さんには長いことお眼にかからず仕舞い...
林芙美子 「貸家探し」
...ポッツリ独りで居るのが仕舞いには辛くなって来る...
宮本百合子 「草の根元」
...土蔵(おくら)の奥に仕舞い込んで御座ったんでげしょう...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...皆嘘になって仕舞いますから...
夢野久作 「白髪小僧」
...「まあ仕舞いまで聞くがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...ついに何もいわせず仕舞いに帰ってしまった...
吉川英治 「平の将門」
...今ごろ出るのがたしか仕舞い船の筈」と喘(あえ)いでいった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その仕舞い船がここを離れたのはつい今し方で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それでお仕舞いだ...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??