...この紙はまるでポケットに似た袂に仕舞い込み...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...店を仕舞いました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...よく間違って仕舞います...
ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 宮本百合子訳 「唖娘スバー」
...埼玉縣では村民が買收は怪しからぬと云ふので跳付けて仕舞いましたが...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...仕舞いにはぐるりと大廻りをしないで済むように...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...九州の武雄温泉(たけおおんせん)で迎えた明治三十年の正月と南欧のナポリで遭った明治四十三年の正月とこの二つの旅中の正月の記憶がどういう訳か私の頭の中で不思議な聯想の糸につながれて仕舞い込まれている...
寺田寅彦 「二つの正月」
...仕舞いっ放しでは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ろくに使いもしないで土蔵へ仕舞いこむような金持趣味を私は好まない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...みんな流しへ捨てて薬缶はよく洗って戸棚に仕舞い込んでしまいました」「何という馬鹿なことするのだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜食のお仕舞いを済ますと叔母は呑込み顔に出て行ってしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...客が仕舞い葉巻を求めて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...そんなじゃ東京へでも出て一夏送ったら暑い暑いで死んで仕舞いますよ...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...懐中(ふところ)の奥に仕舞い込んだ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...それを懐中(ふところ)へ仕舞いながら...
吉川英治 「私本太平記」
...働き仕舞いと思うてよかろう...
吉川英治 「私本太平記」
...身仕舞いにうろたえながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...盤の下へこぼれたのを拾ってざらざらと惜気(おしげ)もなく仕舞いこんでしまう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ついに浮かばれず仕舞いです...
吉川英治 「随筆 新平家」
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