...我々は文字通り仕舞い込まれて了ったあげく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...とうとう仕舞いには...
太宰治 「虚構の春」
...この短篇集でお仕舞いになるのではないかしらと...
太宰治 「悶悶日記」
...当時の大学理学部物理教室の自室の書卓の抽斗(ひきだ)しの中に他の大事な手紙と一緒に仕舞い込んでおいた...
寺田寅彦 「埋もれた漱石伝記資料」
...昔読んだ本もとうの昔に郷里の家のどこかに仕舞い込まれたきり見たことがない...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...そろそろ煙管を仕舞いはじめた...
徳田秋声 「あらくれ」
...仕事仕舞いをしたか?――そうだ...
直木三十五 「南国太平記」
...戸棚へ仕舞い込んでおこうとする途端に...
中里介山 「大菩薩峠」
...斯うなっては私達の愛もお仕舞いネ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...大方家の中の部屋部屋を見て仕舞いましたが...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...客が仕舞い葉巻を求めて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ポッツリ独りで居るのが仕舞いには辛くなって来る...
宮本百合子 「草の根元」
...もう仕舞い時だから只の一本半……十五円に負けとく……...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...仕舞いになるぞ」そんな話を行く先々...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...とうとうお返し申さず仕舞いというわけさ」「おい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お仕舞いなされました...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...仕舞いになるとこめかみの辺の脈管の搏動が頭の芯(しん)まで響いて来る...
蘭郁二郎 「息を止める男」
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