...翌朝此事を忘れて仕舞い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それを長火鉢の引出しに仕舞い込んで笑いながら言う...
太宰治 「斜陽」
...お仕舞いになるのを待っていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...そろそろ煙管を仕舞いはじめた...
徳田秋声 「あらくれ」
...証書を畳んでハンドバッグの中に仕舞いこんだものだったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...それでお仕舞いになった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...化粧部屋は一番御仕舞いに入って...
直木三十五 「南国太平記」
...旅から旅への暮しもそこでお仕舞いになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...然しジェラルド太守は其那時には何とかかとか云って彼女を去らせて仕舞います...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...蘆屋道益は小田原の事業を人知れず手仕舞いにして...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...不服気に仕舞い込んだ...
宮本百合子 「秋の反射」
...仕舞いには皆が便宜を計ってくれてね...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...私が病気のため受取り仕舞いなくして困却して居るから万々よろしくと折入ってたのんであるのに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それでもチョイチョイ小遣を溜めては買い集めた大工道具の一式を今でもチャント納屋の押入に仕舞い込んでいる位で...
夢野久作 「斜坑」
...これでお仕舞い……目出度(めでた)し目出度しかね...
夢野久作 「白髪小僧」
...金受取りの割符にした名刺の半分までも取り上げて仕舞い込んでしまった...
夢野久作 「暗黒公使」
...金庫の中へ仕舞いこんだ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...もうお仕舞いかと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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