...出て行って挨拶をする機会を延引させる気持もあったが...
梅崎春生 「狂い凧」
...延引さすべきや?いざ傳令の使者をして青銅よろふアカイアの衆水陣に集むべく聲朗かに宣らしめよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...登城延引」と書いたほどであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「登城延引」の強硬態度は伊勢守をも動かしたであらうし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...独占・金融・大産業・資本がこの無産者の変革的エネルギーを強力的に抑制して自らの解体を延引しようとして用いる政治形態である...
戸坂潤 「辞典」
...父の譴責やまた我藩の事変のため延引していたのを...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...延引していたのを...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...以前厄介になつた晉國が煙たさ故の・故意の延引なのだから...
中島敦 「盈虚」
...藤原釜足はロケ延引して駄目とのこと...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...いまごろまで呼出しを延引したこともあり...
三好十郎 「斬られの仙太」
...先書状延引御断旁(かた/″\)早々申上残候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「御発駕も廿一日之処御延引、廿三日も御延引、未だ日限被仰出無之候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...普請取掛延引、明日より相始...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明日に延引に付、一先帰宅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...夜汐(よしほ)に延引之由...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...問題の延引策を取っていた...
吉川英治 「三国志」
...それはこの戦いが延引すると...
吉川英治 「三国志」
...延引ということがないとも限らない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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