...仏舎利塔(ぶっしゃりとう)は、仏舎利を納めた塔のことである...
...自分が感得している仏舎利があるから...
石原莞爾 「最終戦争論」
...このツェディはかくの如く本来は仏舎利塔なのであるが...
高見順 「仏像とパゴダ」
...〈仏舎衛国にあり...
南方熊楠 「十二支考」
...仏書に風波を静めんとて命よりも尊んだ仏舎利や経文を沈めた譚も少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...『大智度論』には〈如意珠仏舎利より出(い)づ...
南方熊楠 「十二支考」
...仏舎衛城に在(いま)す時...
南方熊楠 「十二支考」
...仏舎利弗は怪(け)しからぬ不浄食をしたというを聞きて...
南方熊楠 「十二支考」
...『十誦律』一に〈仏舎衛国にあり...
南方熊楠 「十二支考」
...第四十四番の札所(ふだしよ)にして弘法大師の仏舎利(ぶつしやり)を納め給ひし霊地なり...
夢野久作 「白くれない」
...民家から堂塔仏舎は惜しみなく毎日焼かれ...
吉川英治 「私本太平記」
...仏舎(ぶっしゃ)霊閣(れいかく)を業火(ごうか)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし伝教(でんぎょう)以来の宝塔仏舎(ぶっしゃ)を灰燼(かいじん)とされ...
吉川英治 「新書太閤記」
...龍上(たつかみ)などの峰々に仏舎宝塔が建って以来は...
吉川英治 「新書太閤記」
...おそらく八百年前後このあたりは、熊野本宮の社殿を中心に、仏舎堂塔も、平安朝建築の精粋を極め、仮御所や社家僧房から随身の旅館、雑色(ぞうしき)たちの泊る聚落までを加えて、さながら山中の小京都ともいえる社会がここに営まれていたのではあるまいか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...「諸国の毎家(まいか)、仏舎を作り、仏像及び経を置き、以て礼拝供養(らいはいくよう)せよ」という詔(みことのり)は、仏壇を一家に欠き難いものとする伝統の始まりである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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