...又は介錯人もなき御生害を遂げらるゝか...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...介錯人に首を打落させた人も...
直木三十五 「南国太平記」
...そのときもう介錯人の一陣の刄風が...
吉川英治 「折々の記」
...介錯人(かいしゃくにん)を命ぜられた幸市之丞が端にいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...介錯人の市之丞も...
吉川英治 「新書太閤記」
...介錯人(かいしゃくにん)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...介錯人(かいしゃくにん)など...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...差料(さしりょう)の刀を介錯人へおさずけねがいたく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...介錯人の磯田武太夫はそれを提(さ)げて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...宿怨の介錯人(かいしゃくにん)一詮議(せんぎ)は...
吉川英治 「夏虫行燈」
...……嫌な役目だがひとつ引受けてくれんか』『何ですか』『介錯人(かいしゃくにん)だ』『……?』『――嫌だろう...
吉川英治 「夏虫行燈」
...私の介錯人ですとな?』『お望み人(て)もあろうが...
吉川英治 「夏虫行燈」
...……暫く』『何ぞまだ……?』『お願いがござります』『仰っしゃってみるがいい』『余(よ)の儀ではありませぬが、介錯人が、腕に聞えのある高安平四郎とあれば、私も身躾(みだしな)みして、立派に死にたいと存じます』『いや、尤(もっと)もなおことば』『就(つい)ては、甚だ恐れ入るが、妻の許まで、使を走(は)せて、水装束(みずしょうぞく)を取寄せたいと存じますが、お許し下さいましょうか』『はて、其許(そこもと)に、妻がござったか』『萩井十太夫殿の娘小夜は、十太夫殿の御病気のため、挙式は取り遅(おく)れましたなれど、自分の云い交した妻に相違ございませぬ...
吉川英治 「夏虫行燈」
...――海野甚三郎の介錯人は...
吉川英治 「夏虫行燈」
...――介錯人の使命をうけたのを幸に...
吉川英治 「夏虫行燈」
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