...彼女の仁慈な心が彼女を愛される人物にしています...
...我々は彼の仁慈な態度に感謝しています...
...彼女は家族や友人たちをいつも仁慈に支えています...
...地震被害者のために、多くの人たちが仁慈な献金をしています...
...家庭教師は生徒に対して丁寧で仁慈な指導をしています...
...媒酌と自由との調和いかに自分は仁慈(じんじ)の君主であるか...
芥川龍之介 「恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ」
...吾人が吾人の標準に從つて「讀まざる人」を決定することは決して天帝の仁慈を妨ぐる結果には立至らない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...しかるに日露戦争については「この前の戦争の時に於ける日本軍の正義と仁慈が謳歌され...
石原莞爾 「戦争史大観」
...我らのなお亡びざるはエホバの仁慈(いつくしみ)によりその憐みの尽きざるに因(よ)る……(雅歌三の二二以下)...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...神の仁慈の手もて汝の上をかざし給い...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...民衆に対して仁慈なれということを考えられ...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...尊しやみじろぎもせで大御母かたゐのむれをみつめ給ひき臨終の感謝の祈り御仁慈の碑の後に禮拜堂...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...自分自身の悪意とあの老人の仁慈との間になされているのだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...神が仁慈をきざんだその顔の上に勇武をきざみつけてる大きな傷痕(きずあと)をながめた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...慎みと仁慈のせいであったろう...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...神の御仁慈の結果にしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又は博愛仁慈の光明...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...しかしご仁慈(じんじ)の篤(あつ)いお心より...
吉川英治 「黒田如水」
...温厚仁慈、むしろ引っ込み思案のひとといわれている玄徳が、かくまでの壮語を敵国の使者へ云い放ったためしはない...
吉川英治 「三国志」
...稀有(けう)な御仁慈ではあると...
吉川英治 「新書太閤記」
...何(ど)のようにか御仁慈(ごじんじ)を謝して居りました...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ああ、老公のご仁慈も、かかる結果を見ては、お恨めしい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??