...彼女の仁慈な心が彼女を愛される人物にしています...
...我々は彼の仁慈な態度に感謝しています...
...彼女は家族や友人たちをいつも仁慈に支えています...
...地震被害者のために、多くの人たちが仁慈な献金をしています...
...家庭教師は生徒に対して丁寧で仁慈な指導をしています...
...媒酌と自由との調和いかに自分は仁慈(じんじ)の君主であるか...
芥川龍之介 「恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ」
...我らのなお亡びざるはエホバの仁慈(いつくしみ)によりその憐みの尽きざるに因(よ)る……(雅歌三の二二以下)...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...店主の仁慈(なさけ)で...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...御惠の森に御仁慈を二十九日午後一時二十四分...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...皇室の御仁慈の下に...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...今や世界に比類なき 皇太后陛下の御仁慈...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...神が仁慈をきざんだその顔の上に勇武をきざみつけてる大きな傷痕(きずあと)をながめた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...異常な仁慈の心の主君の死に対して...
直木三十五 「南国太平記」
...仁慈博愛の武士であって...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...慎みと仁慈のせいであったろう...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...王侯がたがその仁慈と公正とに対して大きくて確実な報いを期待しうることはなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又は博愛仁慈の光明...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お湯殿において」「明け方、殿のご仁慈で、つかれた者は一睡せよと、ありがたい仰せがあったこと故、休息の事は、まあ不問にいたしおくも、髯を剃ったり、顔を洗ったり、洒落(しゃれ)のめして出てござるとは、いったいどういうご量見か...
吉川英治 「黒田如水」
...「仁慈を垂れ給え」と...
吉川英治 「三国志」
...「丞相(じょうしょう)の威名と、仁慈は、河北においてこそ、あまねく知られておりますが、――この地方の民心はただ恐れることだけを知って、その仁愛も、丞相を戴(いただ)く福利も知りません...
吉川英治 「三国志」
...稀有(けう)な御仁慈ではあると...
吉川英治 「新書太閤記」
...何(ど)のようにか御仁慈(ごじんじ)を謝して居りました...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...宏大なご仁慈を垂れ給って...
吉川英治 「親鸞」
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