...「京都所司代」は、江戸時代における京都府の行政長官のことを指す...
...京都所司代は、京都や周辺の地域の治安維持や、諸役徴収などの行政業務を担当した...
...かつての京都所司代は、現在の京都市上京区にある京都御苑内に所在していた...
...「京都所司代」は、日本の近世史において重要な役職である...
...現代では、「京都所司代」は歴史書などでの用例が多く、日常会話で使用されることはあまりない...
...京都所司代(しょしだい)となり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...京都所司代が一睨みすれば...
直木三十五 「南国太平記」
...土井利位は京都所司代となり...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...京都所司代を経て老中首座となる...
中谷宇吉郎 「雪」
...京都所司代(しょしだい)と江戸閣老を斃し...
服部之総 「新撰組」
...京都所司代、御式方(おしきかた)頭取、阪田出雲の下役に堀金十郎という渡り祐筆がいた...
久生十蘭 「奥の海」
...その後(の)ちを承(う)けて京都所司代となり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...*大正四年十一月四日相州高座郡小出村浄見寺なる大岡忠相の墓に詣でて問ひてましかたりてましをあまた世をへたててけりな道の友垣四〇 模範的の事務引継板倉重宗が京都所司代を辞職した時には...
穂積陳重 「法窓夜話」
...先頃京都所司代の任についた半夢斎前田玄以のことだろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...京都所司代板倉周防守重宗(いたくらすおうのかみしげむね)をして...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...そしてなお委細のことは伝手(つて)を求めて、元の京都所司代、松平左京之介の手もとまで、言訴(げんそ)してある由をつけ加えてある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...元京都所司代であった松平輝高(てるたか)は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...京都所司代となっていたことであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...そこには意外にも彼らに反対した京都所司代が居り...
和辻哲郎 「鎖国」
...いろいろ世話になった京都所司代村井貞勝を会堂に招待して...
和辻哲郎 「鎖国」
...また近侍の本多正純や京都所司代の板倉勝重には...
和辻哲郎 「鎖国」
...一六一二年四月(慶長十七年三月)家康は京都所司代板倉勝重にキリスト教会堂の破却を命ずると共に...
和辻哲郎 「鎖国」
...そこで跡始末は賢明な京都所司代板倉勝重によってなされたのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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