...四角の上に置かずに線の交叉点に置く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...火星の生物が一千年かかっても使いきれないほど巨大なる原動力が一瞬間にあの交叉点に集められる仕掛になっている...
海野十三 「地球を狙う者」
...サザンプトン街との交叉点からみたストランド街で...
妹尾韶夫 「「ザイルの三人」訳者あとがき」
...物音といつては今彼を乗せて来た電車が交叉点を越へて上野の方へと走つてゐる音だけであるが...
田中貢太郎 「青い紐」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...するとちょうど交叉点(こうさてん)のあたりまで乗り出したところで...
徳田秋声 「仮装人物」
...夫は文芸そのものの文化財と科学としての文化財との交叉点をなしており...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...吾々は哲学とジャーナリズムとの夫々の意義を分析し析出して行くことによって、その交叉点を、批評に見出すのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...外糀町口(そとこうじまちぐち)の木戸(四谷見附交叉点)を通ってお上屋敷(いまの赤坂離宮のある地域)の御正門へ入ったが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...溜池交叉点を通過になった時間は午前三時五十分であります...
久生十蘭 「魔都」
...ちょうど日比谷の交叉点まで来た時...
久生十蘭 「魔都」
...虎の門と半蔵門と日比谷との三つの電車の交叉点ですから...
平林初之輔 「鉄の規律」
...一丁目筋(ちやうめすぢ)と鍛冶屋町筋(かぢやまちすぢ)との交叉点では...
森鴎外 「大塩平八郎」
...彦山に電話して京橋の交叉点で約束の時間に一時間ばかり待っていたが遂に会わなかった...
山本周五郎 「青べか日記」
...丁度今の公園前の交叉点で...
夢野久作 「暗黒公使」
...記者は日比谷交叉点付近のカフェーに腰を卸(おろ)して...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...両脇侍(わきじ)の視線はその交叉点に集まり...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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