...亡国を思い、祖国に献身する...
...亡国の運命を回避するために戦う...
...亡国は大きな分裂に陥った...
...亡国の悲惨な歴史を学ぶ...
...亡国についての懐かしい思い出を語る...
...丁度熱烈なる国家主義者は大抵亡国の民であるやうに――我我は誰でも我我自身の持つてゐるものを欲しがるものではない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...然(しか)らば猶太(ユダヤ)の亡国は当然であるが...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...その結果は亡国...
大隈重信 「日支親善策如何」
...亡国を救うという大乗的な信念...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...全く亡国の遊民だね...
豊島与志雄 「或る素描」
...亡国の音(いん)じゃ駄目だ」寒月君は少々憤(むっ)として...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...君も知っている通り僕は平生風流亡国論を唱えて日本人の似非(えせ)風流は亡国の基(もとい)と主張するが玉子の話についてもいよいよその事を想(おも)い起すね...
村井弦斎 「食道楽」
...その後二百年を経て果して亡国の悲運に陥り...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...ヘルミット然たる佐田介石師が「ランプ」亡国論や天動説を著して得々乎として我道将(ま)さに行はれんとすと唱はれたる時代もありき...
山路愛山 「英雄論」
...◇江戸ッ子は亡国の民である...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...「ギャッと生れたその時から」亡国の民であったのだ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...そんな世話を続行するのは日本亡国の原因を作るようなものだとつくづくこの頃思い当ったせいでもあるんだがね」こうして縷述(るじゅつ)して来ると彼の法螺の底力は殆んど底止(ていし)するところを知らない...
夢野久作 「近世快人伝」
...亡国のあとを追うて行くのだから...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...世上に謡曲亡国論の多いのも無理はない事で...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...亡国(ぼうこく)の余煙をとむらわんとするのか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...生きて亡国の山河は見たくないものだな」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡国の禍根(かこん)をのこして行っていいだろうか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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