...「覚悟がある、何の覚悟だ...
泉鏡花 「婦系図」
...医学は決して重要なものでないと悟った...
魯迅 井上紅梅訳 「「吶喊」原序」
...まだほんとうに空を悟った人とはいえないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...悟り顏なる悴を左衞門は持たざるぞ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...とひそかに覺悟のほぞを固めて...
太宰治 「お伽草紙」
...しかし感覚の表象が極めてはなはだしく混乱させ不分明にするのをつねとするところの悟性の明瞭さを...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...住持(じゅうじ)は恐ろしく悟の開けぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...之から免れるには理性乃至悟性を如何に適切に使用すべきであるかを研究するのが...
戸坂潤 「辞典」
...「小作人の覚悟は実に真に悲壮なもので」という所から声を立てて読み上げた...
戸田豊子 「歩む」
...その嘘は自分を追い払うためにディーネルとも相談されたものであることを悟った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...結婚というものを批判する彼女の悟り澄ました態度には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...僕は畢生(ひっせい)独立の覚悟で政府仕官は思いも寄らぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...三この修業に加うるに、この覚悟...
正岡容 「寄席」
...といふ覚悟が決つただけのことである...
松本たかし 「松本たかし句集」
...古来飛蛇の話も所拠(よりどころ)ありと悟ったという事を...
南方熊楠 「十二支考」
...斬られる覚悟らしく両手を突いて...
夢野久作 「名君忠之」
...ある場合の覚悟もかためていたが...
吉川英治 「黒田如水」
...」しかしそれは「法の悟り」と関するものではない(随聞記一...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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