...亡ぼす力のあるものが...
泉鏡花 「海神別荘」
...奢侈は人を亡ぼす...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
... 45(其勇遂に生命を亡ぼす本となりぬべし)かくて屡身を轉じ隊の勇氣を試みて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...三輪の町を焼き亡ぼすと言っているのでございます……竜之助様...
中里介山 「大菩薩峠」
...大千世界を焼き亡ぼすの瞋恚の炎といえども...
中里介山 「大菩薩峠」
...亡ぼすにもただは亡ぼしませぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一族を亡ぼす秋(とき)になってみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...秦を亡ぼすものは胡なりの胡だ...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...そんな考へは美しいがいけないことで身を亡ぼす基であると...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...こんなやくざな身體(からだ)を亡ぼすより外仕方がないと思つた...
正宗白鳥 「假面」
...抑へても亡ぼす事の出来ない苦痛が...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...正しき大道を亡ぼすことはできぬ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...自分を亡ぼすのみです...
吉川英治 「三国志」
...義のためには一身を亡ぼすも惜しみはないと...
吉川英治 「三国志」
...三族をも亡ぼすであろう」と...
吉川英治 「三国志」
...まったく自分の身を亡ぼすように努めているようなものでございます...
吉川英治 「新書太閤記」
...身を亡ぼす想念...
吉川英治 「新書太閤記」
...滝川を亡ぼすなどは...
吉川英治 「新書太閤記」
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