...人は悔改めずば皆な尽く亡ぶべしとの警告...
内村鑑三 「聖書の読方」
... 240トロイア勇將ヘクト,ルの手に衆軍の亡ぶ時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...亡ぶ時鎧甲高く鳴りひびく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...運命の非なるを滿たし亡ぶるは...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人亡ぶと雖もこの霊未(いま)だ嘗(かつ)てほろびず……我もまた詩中の人となって...
中里介山 「大菩薩峠」
...国の亡ぶる秋(とき)遠からず――といったような感慨が...
中里介山 「大菩薩峠」
...全人類から滅亡を迫られ亡ぶることによつてのみ人類に役立つナリン棒の種族なのである...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...「剣をとる者は剣にて亡ぶべし」とイエスは告げた...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...いつまでも写本で伝わってやがて亡ぶものが幾らあるか知れない...
柳田國男 「書物を愛する道」
...故に物質と慾望に最忠実なるものは強者となり悪魔となりて栄え、物質と慾望とを最も軽蔑する者は弱者となり、神となりて亡ぶ...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...亡ぶるを否み難きものなり...
與謝野寛 「妄動」
...坐(ざ)して亡ぶを俟(ま)たんよりはと...
吉川英治 「三国志」
...いかなる国家も亡ぶとなると実にあっけないものだ...
吉川英治 「三国志」
...しかも、千早が亡ぶか、寄手の長陣崩れに終るか、それの如何(いかん)によっては、自策もきめておかねばならない...
吉川英治 「私本太平記」
...亡ぶものは亡ぶ素因(そいん)を多分に持って...
吉川英治 「新書太閤記」
...疾(と)くに亡ぶ家なるを...
吉川英治 「新書太閤記」
...柴田は亡ぶものとなっていた運命というほかない...
吉川英治 「新書太閤記」
...その浦上が亡ぶと浮田家の所領に移り...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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