...人間が死ぬと、肉體は亡ぶが、心靈は殘る...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...その中心を失った幕府が亡ぶると共に...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...朝鮮が自ら亡ぶるのである...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...時には魂も亡ぶやうな苦しみを苦んだ...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...アカイアの全軍擧げてイリオンの前に亡ぶを喜ばず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...而して汝高慢のトロイア族が恩愛の妻子と共に亡ぶるをわれと同じく試みず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...敵国外患なければ国常に亡ぶで...
徳冨蘆花 「草とり」
...技巧に立つものは技巧に亡ぶであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...亡ぶのも自然だが...
吉川英治 「折々の記」
...亡ぶ日を招くとも...
吉川英治 「三国志」
...魏を伐てば呉は自然に亡ぶものでしょう...
吉川英治 「三国志」
...やがて家亡ぶの因(もと)となります」「…………」「主(あるじ)は従容(しょうよう)として...
吉川英治 「三国志」
...この二者が亡ぶと...
吉川英治 「三国志」
...しかも、千早が亡ぶか、寄手の長陣崩れに終るか、それの如何(いかん)によっては、自策もきめておかねばならない...
吉川英治 「私本太平記」
...天下の害賊ここに亡ぶと...
吉川英治 「私本太平記」
...越前が亡ぶわけではありません...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝つも驕(おご)れば亡ぶ日の一歩...
吉川英治 「新書太閤記」
...この世阿弥の終りと一緒に甲賀組にも亡ぶに違いない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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