「些少」の意味
わずかな量
「些少」の例文(場面別)
- 日常会話冷蔵庫に些少の牛乳が残っているから、コーヒーに入れられるよ。
- ビジネス文書些少ではございますが、調査費用として5万円を拠出いたします。
- 文学表現些少の光が窓から差し込み、長い冬の終わりを告げていた。
- ニュース記事被災地に些少ながら支援物資が到着し始めた。
小説での「些少」の使い方
...彼女は些少の金額でそのドレスを買った...
...些少な間違いは誰にでもあることだ...
...些少な配慮が大きなトラブルを引き起こすこともある...
...彼は些少な改善で生産性を向上させた...
...些少な不満は我慢してほしい...
...その歓喜に比しては比較にもならぬほど些少(さしょう)なものであるのを知った時...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...そして如何に些少であっても...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...些少(ちっと)も準備が整はないで...
泉鏡花 「海城発電」
...さうすりや些少(ちっと)あ念ばらしにもなつて...
泉鏡花 「海城発電」
...些少(ちょっと)も良心が咎(とが)めないか...
泉鏡花 「海城発電」
...些少(さしょう)の逡巡(しゅんじゅん)...
太宰治 「風の便り」
...そうしてその辺に些少(さしょう)の不自然も嘘もなかった...
太宰治 「ロマネスク」
...些少の低地や温地帯には...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...彼(かれ)の風呂敷包(ふろしきづゝみ)から獲(え)つゝあつた金錢(きんせん)は些少(すこし)のものであつたが...
長塚節 「土」
...是等は多くは眞の謀叛者にあらず些少の事項は北條氏の口實とする所となりて顛滅の難に遭ひし者なることを...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...私塾にて些少(さしょう)の受教料を取るも大いに人の耳目を驚かす...
福沢諭吉 「学校の説」
...些少(さしょう)も仮(か)す所なく...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...其感ずる所に些少(さしょう)の相違あることなし...
福沢諭吉 「新女大学」
...熊楠はこんな人騒がせな殺生よりはやはり些少(さしょう)ながら四...
南方熊楠 「十二支考」
...些少(さしょう)ながら金子貯(たくわ)えおき候えば...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...真(まこと)に些少(さしょう)な歩合を占めるに過ぎない...
柳宗悦 「地方の民藝」
...紙に包んだ物をそこへさし出し「些少(さしょう)ではあるが謝礼だから」と云った...
山本周五郎 「花も刀も」
...些少(さしょう)ではありますが...
吉川英治 「新書太閤記」
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