...彼女は二面性を持つ人だ...
...その政策には二面性があると思う...
...二面性を持つ問題は難しい...
...彼の人間性には二面性があると感じる...
...この本は「二面性」というテーマを扱っている...
...二面には富口(とみぐち)という文学博士が「最近日本におけるいわゆる婦人の覚醒(かくせい)」という続き物の論文を載せていた...
有島武郎 「或る女」
...僕ばかりで一面も二面も三面も書いたんだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...編輯長の卓では、主筆、編輯長、一面主任、二面主任、H代議士などいう連中が明日の社説のことで互いに意見を述べ合っていた...
相馬泰三 「六月」
...神話学に表裏の二面あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...二号活字は一面と二面とに毎日見える...
田山花袋 「田舎教師」
...云い換えれば思惟と直観とは或る一者の必然的な二面であると考えられる時である...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...而もこの二面は必ずしもうまくソリの合ったものではない...
戸坂潤 「読書法」
...人生は常に二面を有すること天に日月あり時に昼夜あるが如し...
永井荷風 「矢立のちび筆」
...鏡を二面左右の手にもち...
中里介山 「法然行伝」
...豈嗤はざれや(三十七年六月)短歌萬葉は道の直道然れども心して行けおほにあらずして萬葉は兒の手柏の二面に三面四面に八面(おもて)に見よ藍染の衣きる人は藍の如ひいでむとこそ心はあるらめ筍のひでもひでずも萬葉の閾を超えて外に出でざめや明治三十七年一月三十一日長妹とし子一女を擧ぐ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...琵琶(びわ)も二面あった...
夏目漱石 「行人」
...諷語は皆表裏(ひょうり)二面の意義を有している...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...心の中で暫くこの二面と爭ひ合つてゐた...
南部修太郎 「疑惑」
...その内容と形式との二面にわたって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...審美學三の卷一三五二面)逍遙子は叙情...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その内左右各二面には...
柳宗悦 「工藝の道」
...秀吉をして腹背(ふくはい)二面の苦境に陥(おちい)らしめんとする意図であったのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...二面作戦でもなし...
吉川英治 「新書太閤記」
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