...例:「この人と私は六親等内の二親等にあたる」...
...固爲二親民之職一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...去年のクリスマスにはあの約束をおしの人の二親のいる...
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」
...六十二親身(しんみ)の叔母よりもかえって義理の叔父の方を...
夏目漱石 「明暗」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...二親友の外に口外したることもなく...
福澤諭吉 「人生の楽事」
...それを今私はめぐみの深い二親も同胞も数多い友達も血縁の者もある...
宮本百合子 「悲しめる心」
...誰れにも似て居ない赤坊を見た時二親なり同胞のものが変な感じにおそわれるのは自然な事である...
宮本百合子 「悲しめる心」
...甚次さんにも二親がなかつたし...
三好十郎 「妻恋行」
...蘭軒の二親(ふたおや)六十二歳の信階...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...暫く二親の顔を見競べていた...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...二親の帰るを待ちしに...
森鴎外 「うたかたの記」
...二親揃って附いているから...
森鴎外 「雁」
...わたくしは小さい時に二親が時疫(じえき)で亡くなりまして...
森鴎外 「高瀬舟」
...わたくしは小さい時に二親(ふたおや)が時疫(じえき)でなくなりまして...
森鴎外 「高瀬舟」
...二親を見比べてゐる...
森鴎外 「半日」
...ヘレネとファウストとどうぞ二親(ふたおや)に免じて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...小さい時二親(ふたおや)が...
森鴎外 「妄想」
...はて常(つね)に変りたる鶏の啼きようかなと二親(ふたおや)は思いたり...
柳田国男 「遠野物語」
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