...熊谷大膳は嵯峨の二尊院に隠れていたところへ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...二尊院で切腹した熊谷大膳の辞世に云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...この重源将来(しょうらい)の画像はその後二尊院の経蔵に安置せられていた...
中里介山 「法然行伝」
...その後二尊院の西の岸の上に雁塔(がんとう)を建ててそこへ遺骨を納めることとした...
中里介山 「法然行伝」
...二尊院の正位房なども自分の宗義の証明には聖光房をひき合いに出したそうである...
中里介山 「法然行伝」
...父の墓所二尊院に参詣するよりも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...……今朝ほど上人からあんな手痛いお叱りをうけた二尊院の湛空(たんくう)どのもその一人だ...
吉川英治 「親鸞」
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