例文・使い方一覧でみる「了簡」の意味


スポンサーリンク

...踏むなどという図太い了簡(りょうけん)を出すものか...   踏むなどという図太い了簡を出すものかの読み方
泉鏡花 「活人形」

...了簡(りょうけん)が据(すわ)っていますけれど...   了簡が据っていますけれどの読み方
泉鏡花 「女客」

...――どんな金高にも易(か)へられない程の嫌やな思ひをさせてさんざつぱら女を苦しめておきながら見事面白がられてる了簡(りょうけん)でゐる生粋の間抜共を見るたびにね...   ――どんな金高にも易へられない程の嫌やな思ひをさせてさんざつぱら女を苦しめておきながら見事面白がられてる了簡でゐる生粋の間抜共を見るたびにねの読み方
伊藤野枝 「ウォーレン夫人とその娘」

...吉原(よしわら)通いの山谷堀(さんやぼり)でも下(くだ)る了簡(りょうけん)で...   吉原通いの山谷堀でも下る了簡での読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...こっちにも了簡(りょうけん)がある...   こっちにも了簡があるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それだから提灯へおうつし申して御一緒に大神宮様を拝ませようという了簡(りょうけん)なんだ...   それだから提灯へおうつし申して御一緒に大神宮様を拝ませようという了簡なんだの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あやつってみようとするケチな了簡(りょうけん)がある...   あやつってみようとするケチな了簡があるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...道庵先生なるものの了簡方(りょうけんかた)です...   道庵先生なるものの了簡方ですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...土方といえども頭(かしら)がやられりゃ皆々出かける中間(ちゅうげん)小者(こもの)に劣った了簡(りょうけん)引っこみ思案は泰平な時だよこれほど励まし...   土方といえども頭がやられりゃ皆々出かける中間小者に劣った了簡引っこみ思案は泰平な時だよこれほど励ましの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...働く了簡はないかね...   働く了簡はないかねの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...ともかくも本人に逢って篤(とく)と了簡(りょうけん)を聞いた上にしようと云うところまでに漕(こ)ぎつけて来たのです」細君は大功名をしたように頬骨(ほおぼね)の高い顔を持ち上げて...   ともかくも本人に逢って篤と了簡を聞いた上にしようと云うところまでに漕ぎつけて来たのです」細君は大功名をしたように頬骨の高い顔を持ち上げての読み方
夏目漱石 「野分」

...こっちの了簡(りょうけん)を知らないから...   こっちの了簡を知らないからの読み方
夏目漱石 「野分」

...敵討ちなんて惡い了簡を起さねえやうに...   敵討ちなんて惡い了簡を起さねえやうにの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...了簡(りようけん)一つでは今のお内儀(かみ)さんに三下(みくだ)り半(はん)をも遣られるのだけれど...   了簡一つでは今のお内儀さんに三下り半をも遣られるのだけれどの読み方
樋口一葉 「にごりえ」

...もとよりその了簡を出ださしむべきにあらず...   もとよりその了簡を出ださしむべきにあらずの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...『ハイ私(わたくし)にゃア私の了簡が有ります...   『ハイ私にゃア私の了簡が有りますの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...故に陸上にあらゆる物は必ず海中にもその偶ありてふ古人の了簡(テンネント『錫蘭博物志(ナチュラル・ヒストリ・オヴ・セイロン)』七三頁)から推せば...   故に陸上にあらゆる物は必ず海中にもその偶ありてふ古人の了簡』七三頁)から推せばの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...そんな乾(ひ)からびた木乃伊(みいら)みたいな了簡だから...   そんな乾からびた木乃伊みたいな了簡だからの読み方
夢野久作 「超人鬚野博士」

「了簡」の読みかた

「了簡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「了簡」

「了簡」の英語の意味


ランダム例文:
がちんがちん   下に置く   訓練をする  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
停戦合意   最悪期   原点回帰  

スポンサーリンク

トップへ戻る