...彼は乱暴者で、周りの人から嫌われている...
...あの店に行くと、いつも乱暴者のような客がいて怖い...
...パーティーで酔っ払った彼は乱暴者になってしまい、注意された...
...彼女は乱暴者のように物を扱うので、注意したほうがいい...
...この界隈には乱暴者がたくさんいて、危ないところだ...
...……僕はこんな乱暴者だが...
有島武郎 「星座」
...親父がそんな乱暴者だったとすると...
江戸川乱歩 「疑惑」
...この乱暴者のために自分の巣を窺(うかが)われている事を知って...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...僕は乱暴者だ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...小さい時に両親(ふたおや)を失って、お祖父(じい)さんの手で育てられていましたが、非常な乱暴者で、近所の子供達と喧嘩(けんか)をしたり、他人の果樹園に忍び込んで、林檎(りんご)や無花果(いちじく)の実を盗んだり、野山を駆け廻ったりして、その日その日を遊び暮らしていました...
豊島与志雄 「彗星の話」
...神尾主膳ほどの乱暴者でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...ドウもこういう乱暴者にあっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...母も死ぬ三日前に愛想(あいそ)をつかした――おやじも年中持て余している――町内では乱暴者の悪太郎と爪弾(つまはじ)きをする――このおれを無暗に珍重(ちんちょう)してくれた...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...芹沢派はいよいよただの乱暴者に還ってしまった...
服部之総 「新撰組」
...無茶な乱暴者たちの哄笑はまたひとしほ大きくなつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...あの男は乱暴者ですが...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...あの乱暴者は――)「御免だ/\! あやまつた/\!」彼は...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...こりゃ先程の乱暴者だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...乱暴者のほうは三人がかりでやられてけがをしたという...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...受持の先生まで威(おど)すというクラス一の乱暴者を...
山本周五郎 「季節のない街」
...好男子で乱暴者でピストルの名手極印つきの不良少年に二種類ある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その性質を撓(た)めるために、無二斎がたびたび加えた武士的な折檻(せっかん)は、かえって、豹(ひょう)の子に牙(きば)をつけてやったような結果を生んでしまったし、村の者が、乱暴者と、嫌えば嫌うほど、この野放しな自然児は、いよいよ逞しく伸び、人も無げに振舞い、郷土の山野をわがもの顔にしただけではあき足らないで、大それた夢をもって、ついに関ヶ原までも出かけて来たものだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手のつけられぬ乱暴者でござりましての...
吉川英治 「宮本武蔵」
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