...其故如何?将(ま)さに現われんとする天国に於て其人は安慰(なぐさめ)を得べければ也とのことである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...三等急行列車の貸し枕の代金四十銭也の受取切符だ...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...茲ニ一死以テ精神的契約ヲ為スモノ也...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...政宗の謚號に取れる也...
大町桂月 「金華山」
...これ奧の院也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...この門は、上るにも、下るにも、やゝ困難也...
大町桂月 「妙義山の五日」
...實は白雲山と一つの山也...
大町桂月 「妙義山の五日」
...冬は山野の鳥は稀(まれ)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...これも雪国の常也)走行(はせゆき)しが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(中略)此国是下之上仙国也...
高木敏雄 「比較神話学」
...以て国会の開設を望む所以の大略也...
蜷川新 「天皇」
...此両記幽斎紀行は天正十五年勝俊は天正末つ方也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此於千金為輔翼之深者也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...故に其言自ら快聴すべき也...
山路愛山 「明治文学史」
...個人の品位を認識せざる也...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...又云、内に省みてやましからず、是予が志也...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...余は断乎として主張し得るもの也...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...しかし学而(がくじ)篇においてのように弟子自身の思想を言い現わした弟子の語は、為政(いせい)、八(はちいつ)、里仁(りじん)、公冶長(こうやちょう)、雍也(ようや)、述而(じゅつじ)、子罕(しかん)の七篇を通じて、ただ一つの例外を除くほか、全然現われて来ないのである...
和辻哲郎 「孔子」
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