...安心して歩ける也...
大町桂月 「赤城山」
...足柄山に關する古歌をかき集めたる也...
大町桂月 「足柄の山水」
...將門は叛逆の臣と憎まるゝ也...
大町桂月 「梅の吉野村」
...忽ち嚢中の鼠となる也...
大町桂月 「國府臺」
...されど、塩谷温泉より登るに比ぶれば、遥に平易也...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...三浦氏は東道の主人也...
大町桂月 「十和田湖」
...是(これ)雪(ゆき)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蕪村とはじめにあればそれにて十分也...
高浜虚子 「子規居士と余」
...彼に由て神の作為(わざ)の顕はれん為也...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一卵 一個 大四圓貳拾錢 小四圓也一葡萄糖糟 百匁 四拾五圓也一梅干 百匁 拾圓也一辣韮(らつきよう)百匁 拾圓也一蕪 大たば 拾圓也一人參 大たば 拾五圓也一牛乳 一合 貳圓五拾錢也一牛肉 百匁 四拾圓也五月十七日...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...夫(そ)レ医卜(いぼく)トハ素封無キ者ノ素封也...
中里介山 「大菩薩峠」
...――文学はほかの学問とは違うのです」と道也先生は凜然(りんぜん)と云い放った...
夏目漱石 「野分」
...合計拾弐銭也、のれんを出ると――どうもありがとう――お茶をたらふく呑んで、朝のあいさつをかわして、拾弐銭、どんづまりの世界は、光明と紙ひとえで、真に朗らかだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...この魅力ある「探偵」の二字を僭称する事を遠慮すべきもの也……とか何とか大見得を切られても...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...由来張也緑林傑...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...未刻(ヒツジ)(午後二時)参内アルベキ也(ナリ)との通達があった...
吉川英治 「私本太平記」
...空也は、諸国を歩いて、貧者を見舞い、病人を扶(たす)け、橋を架し、道をつくろい、また地相を見ることに長じていて、どんな水の不便な所でも、空也が行って、井戸を掘ると、そこから水が湧(わ)いたという...
吉川英治 「平の将門」
...狗子還有二仏性一也無の問答についても同様の事が言える...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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