...第二は九竜地区である...
梅崎春生 「狂い凧」
...香港(ホンコン)――九竜(クウロン)に一泊...
谷譲次 「踊る地平線」
...渋柿)二 ホンコンと九竜夜の八時過ぎに呉淞(ウースン)を出帆した...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...ホンコンと九竜(くりゅう)の間の海峡へはいるのだという...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...四月七日朝食後に上陸して九竜(くりゅう)を見に行く...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...九竜(くりゅう)で見たと同じ道普請のローラーで花崗石(みかげいし)のくずをならしている...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...これにクロシマスゲ(九竜島スゲ)の新名を下した...
牧野富太郎 「植物記」
...後(うしろ)に南支那大陸の九竜(きうりよう)半島を控へて居る所は馬関海峡の観があるが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...広東(カントン)へは対岸の九竜停車場(きうりようステイシヨン)から汽車に乗れば四時間で達せられ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...九竜に向けて二重デッキの白いランチが鴎(かもめ)のようにランプの尾を海水に引いて走りだした...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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