...ようやく主戦論党の意見に耳を傾け始めた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これいわゆる彼が主戦論なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公がまた真個の主戦論者ならざるは...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...幕府においての主戦論者の第一人でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...当時の幕府の主戦論者の中心であって...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々の面目に係わるという主戦論が勝ちを制し...
中島敦 「李陵」
...主戦論者は、あるものは領地にかえり、あるものは東北に去った...
蜷川新 「天皇」
...室蘭に休む者はありゃしないと思うんだがなあ」と波田は主戦論を唱えた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...主戦論者は大抵(たいてい)皆(みな)擯(しりぞ)けられて或(あるい)は身を殺したる者もありしに...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...講和論者の姑息(こそく)を排(はい)して主戦論者の瘠我慢を取らざるべからず...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...逆(ぎゃく)に主戦論者になったり軍備賛成者になるだろうと思われます...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...僕は主戦論者だが...
森本薫 「みごとな女」
...「一戦いなみ難し」とする軍の主戦論は...
吉川英治 「三国志」
...彼の抱持(ほうじ)する理想とその主戦論にたいし...
吉川英治 「三国志」
...たれよりつよい主戦論をとっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...主戦論をとって動かなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...その主戦論を強調しようとした時...
吉川英治 「新書太閤記」
...……やるなら今のうちだ)依然、主戦論者の声が、圧倒的であり、以後の秀吉の行動にたいし、切歯扼腕(せっしやくわん)する中で、ひとり苦々(にがにが)と、無口でいたのは、かの石川数正ぐらいなものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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