...彼女の主我主義にはうんざりする...
...主我主義者たちは集会に参加した...
...主我主義に基づく行動は論理的に考えられる必要がある...
...主我主義的な考え方にこだわる人がいる...
...彼は主我主義を否定する、より共同的な価値観を強調している...
...主我的(イゴイスティック)になると云う事は...
芥川龍之介 「路上」
...世の中の人間が主我的(イゴイスティック)だったら...
芥川龍之介 「路上」
...此の如き人生のパラドツクスは主我主義に固執する者が自我の内容を眞正に豐富にすることが出來ないのに似てゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...獨善主義や主我的な享樂主義は排斥さるべきである――自分はC君がその信條に於いて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...それ人は主我的の動物なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼は主我的人物なり若し彼をして單に放膽不諱...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...多く其主我的意思と衝突するの場合に在り彼は自己の利害の爲に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...唯だ是れ一個主我的意思の強固なる人物を体現するのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...主我的な生き方に対して自然の皮肉な競争者として現われた娘葉子が...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...この病的にあらわされている主我とその心理傾向は...
宮本百合子 「現代の主題」
...そして主我的な人は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...時に薄情で女の無智から来る主我性や動物性があらわれる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そういう生活に対して懇(ねんごろ)でないところ物に対しても主我的なところがあって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...主我の念は許されておらぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...一つは主我の念、一つは主知の心...
柳宗悦 「工藝の道」
...主我の念は許されておらぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...私はまだまだ愛の悩み主我心の苦しみを――愛し得ざる悲しみを――感じていなくてはならない...
和辻哲郎 「生きること作ること」
...この苦痛は主我の思想によって転機に逢会(ほうかい)するまで常に心を刺していたのであるが...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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