...しかるに太陽の外側の雰囲気は主に水素から成立し...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...亭主に向(むか)いて声低く...
泉鏡花 「活人形」
...自分は英語を主にして普通學部にゐたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...家の方は主にカ氏とシャアとジャヴェリとで手分けして探しているらしいのであったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...それは丁稚(でっち)から写真館の主にまでなったのだから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...犯罪者が主に高等(?)な社会階級にぞくしているからとか...
戸坂潤 「社会時評」
...文化はドイツ古典哲学(主に歴史哲学・文化哲学)風に言えば...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...坊主になってうまい商売をはじめたものだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...隨つて彼の頭は分時も商業を去らないのであるが何といつても年は若いし嘗て自分が主になつて營業したことがないので今一軒の店を持つと成ると身に餘るやうな心持にもなるし...
長塚節 「商機」
...坊主になって詫(わび)をしよう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...器楽の方を主にして教えはしたが...
長谷川時雨 「神田附木店」
...彼(あ)の両人は今でも見付け出せば藩主に於(おい)て本当に殺す気があるのか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それから店主に向かって言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...西洋人は怒る時眼を瞠って、隠れていた白眼迄をも現すのであるが、支那人は主に、顔面へ既に現れているものを、頭巾を冠った頭部の方へ隠すのである...
松永延造 「職工と微笑」
...これは主に虫仲間からたのまれて...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...親類の口もうるさいでしょうからね」「しかし私が当主になったのですから...
山本周五郎 「竹柏記」
...もう一名は浅黄地に石餅(こくもち)を白く抜いた旗差物の持主にござりますか」「それよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...従ってそれはもはや粗生生産物の消費者にも地主にも転嫁され得ないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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