...それよりもからびた趣が主になりますからその煙さえも何だかかれがれの煙で...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...其楓を坊主に切つた事もあつた...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...それぞれの出版主にお願ひして...
太宰治 「『思ひ出』序」
...細君は亭主に一冊読了してからでなければ他の一冊を買う事は今後相成らん...
辰野隆 「愛書癖」
...小豆島の煮干は主にだしをとる種類のものだが...
壺井栄 「瀬戸内の小魚たち」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...文学ならば批評の対象は主に(主にである)作品だが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それらの煮炊万端はもっぱら水主にやらせるので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...栄華を極めた昔の外国の君主にあやかって...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...水茶屋の方は繁昌して居るのか」「美い女が三人坊主にされたんだから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その時旧藩主に勧めて一家挙(こぞ)って東京に引越(ひきこ)し...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...二人とも主に東京に住んでゐるさうだがお前は会つたことがあるの...
牧野信一 「鱗雲」
...わしは子供の時からお主にひどい目に会わされてる...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...殊に医を以て主に事(つか)へ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...托鉢坊主になったり...
夢野久作 「近世快人伝」
...白坊主に着せまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「そこで、御子息はのこすも、御亭主にはぜひ、先駆けして欲しいものよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...セケイラは部下の船の多くが貿易のみを目ざした船主の船であることと海の君主に圧迫せらるるコチン救援の方が緊急であることを理由として参加を拒んだ...
和辻哲郎 「鎖国」
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