...また主としてこの強味をもたれていたからであると思う...
石原純 「左千夫先生への追憶」
...今年は殆ど少しだけコレラに襲われたウォータールー・ロード第1は主として非常に汚い狭い道からなっていて...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...もっとも主として俗語ではあったが...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...主として議会自身の責任に存すといふを得可きも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...専ら十九世紀を主としてかへつて十八世紀(元禄(げんろく)末期より寛政の終に至る)を疎(おろそか)にする所あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...あくまでも人を主として物質を従とすべしと論じた...
新渡戸稲造 「自警録」
...米国では給料を増すことを主として要求するし...
新渡戸稲造 「自警録」
...アタルヴァ・ヴェダには主として魔術と呪文が見つかり...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...主として聞き手に回っているようである...
平林初之輔 「五階の窓」
...県は主として鳥取県と島根県とでありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...主としてハチメという魚で...
柳田國男 「食料名彙」
...主として秋の感謝祭の日に今年米(ことしごめ)を粉にして作るのだが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...信州でも主として北信の諸郡において...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...余は貧乏だ貧乏だと嘆いておられること」(ここで殿にはえへんと咳をなされた)「そのためときに御領主としてふさわしからぬ御行跡のあること...
山本周五郎 「思い違い物語」
...氷島人(イスランデエ)であつた(主としてパンポルや...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...体得の実相を主として...
吉川英治 「剣の四君子」
...主として唐宋の禅僧...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...ここで主として問題としたような...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
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