...あるいは主として川魚を御馳走(ごちそう)したのである...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...他に著しいものとして主としては白揚社を出版者とする哲学書の著書(永田広志・秋沢修二・岡邦雄・石井友幸・戸坂潤・等)又はソヴェートのテキストの翻訳...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...花嫁のために満蒙自衛移民を御亭主として周旋するというような顔をするのだと...
戸坂潤 「社会時評」
...主としてこの沙漠地帯で行われた...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...7.赤色のうちで61標品は主として有機的なピンク色素のコチニール(Coccus Cacti)で着色されていた...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...読者の注意を主として...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...結婚の出産性の測定法に関するこの誤りに主として由来するものと...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...中流階級が主として維持される収入の源泉であることは明かである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主人公個人の内的経験だけを主として辿って人間形成を描いている...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...高足弟子(こうそくていし)たる浅草森田町(もりたちょう)の勝四郎をして主としてその事に当らしめた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...ヌカは今日では主として粉糠のことをいふが...
柳田國男 「食料名彙」
...主として東国の住人で...
柳田國男 「名字の話」
...主として秋の感謝祭の日に今年米(ことしごめ)を粉にして作るのだが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...主として面倒をみて呉れたのは...
山本周五郎 「いさましい話」
...浴客は安東の邦人を主として...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...猶主として露人の経営に属し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...秋元但馬守(あきもとたじまのかみ)が城主としてすわっている所です...
吉川英治 「江戸三国志」
...この努力において主として眼中に置かれたのは...
和辻哲郎 「鎖国」
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