...併し現在の關係に於いては、自分は主として、これを現實的自我の實現することを要する理想の一面に限りて見ることを約束する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...決戦戦争時代には主として質が問題となることである...
石原莞爾 「最終戦争論」
...読書も境に依つて其味が異なるのは主として気分が違ふからで...
市島春城 「読書八境」
...医療は主としてそれぞれの家族の長の直接な任務となっていた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...主として当時の医学知識を編集したものが役に立った...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...また同室の罪人たちからは牢名主としてあがめられた...
太宰治 「ロマネスク」
...主として、呑気(のんき)で喧嘩ずきなアイルランド人(アイリッシ)が専門とする一種の哲学的浮浪人...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...科学的研究(主として自然科学=技術学である)の国家的統制・総合・の意図を持っているように見える...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...中には刻下の我国の非常時は主として我が軍部によって作られたものであるかの如き口吻を漏らすものあるは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...主として自由主義的気分として現われているという...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...主として絵巻物に依るのが...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...主として宗教的典礼を制定して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...ゆえに主として東北地方から産出するその「バスケット」を...
牧野富太郎 「アケビ」
...今の『雄弁』という雑誌もその頃は名のごとく主としてわが国の有名な雄弁政治家の演説の速記を載せていたような有様で...
三木清 「読書遍歴」
...然し一層重要なことは、第二に、ディルタイが世代の問題に關心したのは、彼自身云ふところに從へば、主として、世代統一によつて、時、月、年等を基礎にもつところの、精神的諸運動の過程の普通の單に外的な足場が、「内部から測られる表象」によつて置き換へられ得るためであつた...
三木清 「歴史哲學」
...自分は主として自分の好惡から出た...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...主として内務省がその仕事をやったものであったが...
宮本百合子 「ある回想から」
...その用件は主として内裏の修復...
和辻哲郎 「鎖国」
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