...丸々(まるまる)と肥った...
芥川龍之介 「母」
...鶏は丸々と肥って呑気な足どりで畑の間を歩きまわっている...
伊藤野枝 「転機」
...丸々と一つの輪をなして...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...今日まで丁度丸々五十年になります...
上村松園 「想い出」
...なにかしら畸形(きけい)な、丸々とした、非常に美しい桃色の生きものであった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...二人の子供は丸々と太り...
太宰治 「家庭の幸福」
...ケレドモ、所詮(ショセン)、有閑ノ文字、無用ノ長物タルコト保証スル、飽食暖衣ノアゲクノ果ニ咲イタ花、コノ花ビラハ煮テモ食エナイ、飛バナイ飛行機、走ラヌ名馬、毛並ミツヤツヤ、丸々フトリ、イツモ狸寝、傍(ソバ)ニハ一冊ノ参考書モナケレバ、辞書ノカゲサエナイヨウダ、コレガ御自慢、ペン一本ダケ、ソレカラ特製華麗ノ原稿用紙、ソロソロ、オ約束ノ三枚、三枚、ナンノ意味モナイ、ズイブンスグレタ文章ナノニ、ワカラヌ奴ニハ、死ヌマデワカラヌ...
太宰治 「走ラヌ名馬」
...二十七産婆が赤い背(せなか)の丸々しい産児を...
徳田秋声 「黴」
...色も黒く丸々肥(ふと)っていた...
徳田秋声 「縮図」
...丸々と肥った胸を張り...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...丸々と昇つた名月の見事さといふものはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貴樣(きさま)などが知(し)らぬ事(こと)だわとて丸々(まる/\)相手(あいて)にしては呉(く)れず...
樋口一葉 「たけくらべ」
...それ」解(げ)せないもののように圓太郎は丸々とした頸を傾(かし)げた...
正岡容 「小説 圓朝」
...玉子つきましたろう? どんな玉子? 丸々として居りましたか? たべられてしまうのだからいいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...丸々と肥えた膝頭をついて...
矢田津世子 「女心拾遺」
...丸々カワセミの放恣(ほうし)を黙認することも...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...そこから丸々と肥(ふと)って突き出ている四本の手足は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...肉が丸々と付いているのは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
- 小説家の村上春樹さん: 約3年ぶり新作長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』を刊行する。📚
- 野球選手の村上宗隆さん: 5試合連続本塁打を放ち、メジャー1年目で快挙。⚾
- 女優の北川景子さん: 俳優、映画「未来」で佐伯文乃を演じる。🎬
