...それからまた中間の場合も可能でありましょう...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...それは蛸(たこ)と昆蟲の中間の様なものであった...
海野十三 「火星探険」
...セントー・ハヤオが報じたN県東北部T山をK山脈へ向う中間の地点へ登攀(とうはん)しました...
海野十三 「壊れたバリコン」
...美醜の中間のものもあれば...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...どうだい」「組合かい」「うまく行ってるかい」この丸万は「現実派」と「観念派」の中間のようなアナーキストだった...
高見順 「いやな感じ」
...中間の長い歴史の発展を無視し...
津田左右吉 「日本精神について」
...あるひは兩者の中間の場所のうちのどこかにある限りにおいて...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...租界中央の競馬場から黄浦江岸バンドの高層建築街に至る中間の支那街路は...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...一八三〇年と一八四八年と(七月革命と二月革命と)の中間の時期である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...未来世との中間の一つの道標である...
中里介山 「「峠」という字」
...中間の勝造を呼んで貰ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...渡り中間のすれつからしなところがなくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...渡り中間の惡戯(わるさ)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかなる中間の道もないとすれば...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかるにその中間の地(たとへば東海道南海道など)で出来るものは柑橘類でも比較的堅くしまつて居るところがあつて...
正岡子規 「病牀六尺」
...ひとり最も古くかつ趣味のあるのは右の中間の階級の地名である...
柳田國男 「地名の研究」
...なおその中間の同じ類の語があったことが知れる...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...後々気をつけていると中間の例はまだそちこちにある...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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