...「道中筋」って、やたらと交通量が多いから危ない...
...お花見の帰りに、道中筋の脇にある居酒屋に立ち寄りましょう...
...電車の遅延で急いでいたのに、道中筋で信号待ちになった...
...県道1号線から道中筋を通って、山に登るコースがある...
...長い間手付かずだった道中筋の整備が始まり、来年にはきれいになっているかもしれない...
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...道中筋で飛んでもねえ目に会わされるのは鏡にかけて見るようだ」「なるほど」兵馬は...
中里介山 「大菩薩峠」
...この道中筋を横と縦へ向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...およそ、甲州の裏表、日光の道中筋で、この間中から、俺は三つの怪しい乗物を見たんだ、その一つは高尾の山の蛇滝(じゃだき)の参籠堂から出て、飯綱権現(いいづなごんげん)の広前(ひろまえ)から、大見晴らしを五十丁峠へかかった一つの山駕籠と、それからもう一つは、府中の六所明神の前を五六人のさむらいに囲まれて、一散に東へ向って急いだ黒い乗物と、もう一つは……ほぼそれと同じ時刻に、八王子の大横町から日光街道を北へ走った、やはり黒い一挺の乗物だ、この三つがどうも合点(がてん)のゆかねえ乗物だと思っているが、がんりき、お前の捜している見当はどれかそのうちの一つだろう」「違(ちげ)えねえ」がんりきは額を丁(ちょう)と打って、「この間の晩、小名路(こなじ)の宿を通ると、雲助連中が、小仏へ天狗が出た、天狗が出たというから、よく聞いてみると、なんのことだ、天狗というのは、おおかた兄貴のことだろうと俺だけに察しがつくと、おかしくってたまらなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...道中筋のお侍たちがブン流してお差控えを食うのも無理はないと...
中里介山 「大菩薩峠」
...道中筋の通行人と...
中里介山 「大菩薩峠」
...道中筋をちっとばかり寄り道があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...道中筋の悪漢の代表でもあるかの如く讒誣(ざんぶ)する心得違いが無いではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...道中筋の悪漢の代表でもあるかのように見られているわが雲助が...
中里介山 「大菩薩峠」
...道中筋から上方(かみがた)にかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...謂フ二之ヲ中筋ト一...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわち中央の Midrib を中筋と名(なづ)けその中筋より分出する Veins を肋状筋と呼んでいる...
牧野富太郎 「植物記」
...そしてその中筋の場合に見当違いの肋の字は用いてない...
牧野富太郎 「植物記」
...その中筋は私のいう中脈でその肋状筋は支脈である...
牧野富太郎 「植物記」
...道中筋の両側に身動き一つせず...
夢野久作 「名娼満月」
...柳沢の御簾中筋(ごれんちゅうすじ)へ...
吉川英治 「大岡越前」
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