...五「中姉(なかあん)ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...急かされたら尚のことかあッとしてしもて何も彼(か)も分らんようになるがな」「そんでどうや、中姉ちゃん、息して御覧」「ふん、ほんに、―――」妙子に云われて、幸子は頻(しき)りに息をしてみながら、「ほんに、これやったらどないもあらへん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...―――こいさんは何で東京へ行かはれしまへんのん」「当分蘆屋(あしや)の中姉(なかあん)ちゃんとこに置いて貰(もろ)うてまんねん」「そうでっか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「中姉(なかあん)ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「中姉(なかあん)ちゃんいたはるのん」お春は扇風機の風を雪子の方へ向けながら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「………中姉ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんはそう云うけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんは病気には負け易(やす)いよってにと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「―――中姉(なかあん)ちゃんが来てくれはったで」「痛い痛い痛い痛い」病人は矢張背中を此方に向けて壁の一点を視詰(みつ)めたまま...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「中姉(なかあん)ちゃんは?」「その辺までお出かけになったようでございますが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何にしても中姉(なかあん)ちゃんに一遍様子を見に来て貰いたい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんは今でも啓坊をお金持のように考えているかも知れないけれど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「………何も中姉ちゃんが悪いことあれへん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それで樂しんで學校の門を入ると早速田中姉が見付けて聲をかけ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...午後は田中姉受持の研究科生徒十六七名來る...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...中姉樣(ちうねえさま)を一度(いちど)も連(つ)れて行(ゆ)かぬは意地(いぢ)わるでは無(な)きか...
樋口一葉 「曉月夜」
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