...中姉ちゃんが息するとその袋帯がお腹のところでキュウ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...急かされたら尚のことかあッとしてしもて何も彼(か)も分らんようになるがな」「そんでどうや、中姉ちゃん、息して御覧」「ふん、ほんに、―――」妙子に云われて、幸子は頻(しき)りに息をしてみながら、「ほんに、これやったらどないもあらへん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんが附いて来てくれなければ嫌(いや)だと云うことが多かったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉ちゃんが附いて来てくれるなら診て貰いに行ってもよい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...―――」「中姉(なかあん)ちゃん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸子ちゃんは今夜は?」「中姉ちゃんは遠慮しましてん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...適当な時に中姉ちゃんから本家へ伝えて諒解(りょうかい)を得て貰いたい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんに云付(いつ)けてやる云うて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんや雪姉(きあん)ちゃんは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃんはそう云うけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「中姉ちゃん、………」と、妙子はしまいに幸子を呼んで、廊下の一番遠くの方へ引っ張って行った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉にも妙子にも癪(しゃく)に触って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...………」「中姉(なかあん)ちゃんは?」「あたしは附いて行ったげたいけど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉夫婦の親切は分っているけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今中姉(なかあん)ちゃんから私(わたし)に電話が懸ったことも分っているから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中姉(なかあん)ちゃん婆やさんから聞いてるやろ」「バアテンダアしてる人かいな」妙子は黙って点頭(てんとう)して見せてから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...田中姉と私とは在校當時は痩せてゐたので火箸と仇名され...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
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