...彼の説明は不充分だったので、私たちは理解できなかった...
...対策の不充分さにより、問題が再発した...
...不充分な支払いをしていると信用度が下がる可能性がある...
...彼の肩書はあるが、経験が不充分であると判断された...
...不充分なデータでは正確な予測ができない...
...これは証明法として不充分であるが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...初代さんのお母さんは証拠が不充分の為に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...やがて洗濯屋は証拠不充分で無罪を判決され...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...きわめて不充分な説き方ではあったが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...「まだ御詮議(ごせんぎ)不充分と見受け申す...
田中貢太郎 「轆轤首」
...一五 区別は優れているが不充分である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...だがこのように規定されたイデオロギーの概念はまだ甚だしく不充分であることを見ねばならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...元来身辺小説やその意味での私小説の文芸道に於ける不満や不充分さと思われるものはどこにあるか...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...自然科学的法則概念の理解の不充分さである...
戸坂潤 「科学方法論」
...時間の内で歴史が起きると考えることが不充分であると同じに...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...――このように存在の規定がまだ不充分であるのは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それ故実在と通路とをこのような意味に於て――静的に――対立させることが空間の問題――空間という概念の問題ではない――を解くのに不充分であるならば...
戸坂潤 「性格としての空間」
...少なくとも講義の一切のものはラジオ放送として不充分であろうとも...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...いずれも法律の保護が不充分なる時代には...
穂積陳重 「法窓夜話」
...且つ日光浴も紫外線にあたる事も不充分ゆえ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...自我の確立が不充分又は放棄されている事は前述の通り...
三好十郎 「恐怖の季節」
...それだけでは不充分である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...準備不充分な急出動となりやすい...
吉川英治 「私本太平記」
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