...彼の説明は不充分だったので、私たちは理解できなかった...
...対策の不充分さにより、問題が再発した...
...不充分な支払いをしていると信用度が下がる可能性がある...
...彼の肩書はあるが、経験が不充分であると判断された...
...不充分なデータでは正確な予測ができない...
...単に発明の奨励だけでは不充分である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...通信機関不充分なりし当時のこととて...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...まだ不充分なためだよ」「なんだと……」「わしの力の不思議さを探求したかったら...
海野十三 「地球要塞」
...「まだ御詮議(ごせんぎ)不充分と見受け申す...
田中貢太郎 「轆轤首」
...一応(だが無論初めから不充分なのではあるが)イデオロギーの存在を承認しながら(何となれば社会学者は必ずしもイデオロギーの概念を充分に承認するとは限らない)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...不充分に過ぎるという意味に於て不適当であるであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...時間の内で歴史が起きると考えることが不充分であると同じに...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...* 曾て私は非常に不充分ではあったが...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...もし不充分であれば...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...それ等のものだけでは不充分である...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...各々の部門と部門の連絡の不充分な裂目の中にすべりこんでしまい...
中井正一 「組織としての図書館へ」
...予算の裏づけにおいていまだ不充分の感はあるが...
中井正一 「「焚書時代」を脱却」
...議論としてはまだ不充分かも知れませんが実際的には...
夏目漱石 「創作家の態度」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...モルガンティは伊太利へ逃げた)手続きに不充分なところがあったのだとみえて...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...その藝術作品を單に抽象的批判によつて概念的評價を下しただけでは不充分だと云ふ事である...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...お父さんが動いても子供が大勢の場合には、まだ不充分で、女学校の一年、二年、ひどい場合には国民学校の上級生の小さい人達までが、自分の智慧で食物を見つけようと思うようになって来ています...
宮本百合子 「美しく豊な生活へ」
...だから出る処に出ればキット証拠不充分になる...
夢野久作 「冗談に殺す」
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