...彼女は両頭の犬を飼っている...
...この魚は両頭になっている珍しい個体です...
...持っている鍵が両頭のものなので、どちらの方向でも開けられます...
...ドラゴンは両頭で知られる伝説の生物のひとつです...
...両頭のイーグルが国旗に描かれている国もあります...
...その結果はどうだつたか? 山積する彼等の伝記の中から我我の目の前に浮んで来るものは丁度両頭の蛇のやうに凡人たらざる半面と凡人たる半面とを左右へ出した...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...つまり両頭の人間だったのだ...
海野十三 「三人の双生児」
...この両頭の畸形児を人に見せるわけにはゆかない...
海野十三 「三人の双生児」
...君の母親の血統には両頭児の生れる傾向があるのだ...
海野十三 「三人の双生児」
...きっと血族結婚の弱点で両頭双生児が生れるだろうという――これは僕が論文にしようと思っているトピックスだ...
海野十三 「三人の双生児」
...両頭の蛇いでたるを捕(とら)ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...この両頭食い合いの相互関係...
太宰治 「HUMAN LOST」
...孫生が両頭の蛇を見て決断せるに効(なら)うこと能(あた)わず...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...申しわけが立たずに両頭を御(ぎょ)して行くことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...『両頭の蛇』が出て来るよ」「ヘエッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あたかも一身両頭あるがごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...またいわく胡人虎を射るにただ二壮士を以て弓を(ひ)き両頭より射る...
南方熊楠 「十二支考」
...支那の両頭蛇(蜥蜴(とかげ)の堕落したもの)などは土中に住む...
南方熊楠 「十二支考」
...両頭の大蛇首を挙げて追い来たれり...
宮崎湖処子 「空屋」
...この二つは殆んど両頭の蛇の様に互いに互いを喰い合いもつれ合い...
三好十郎 「俳優への手紙」
...まさしく君等は両頭の奇性児である...
室生犀星 「愛の詩集」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
...両頭たのむに足らず』と...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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