...彼らは真の「両雄並び立たず」のようだ...
...我々の会社と彼らの会社は「両雄並び立たず」の競争関係にある...
...あの試合は「両雄並び立たず」の激戦だった...
...彼女たちは「両雄並び立たず」の美しさを競い合っていた...
...あの映画は、主演二人の「両雄並び立たず」の演技がすばらしかった...
...野州の双虎と称せられたる小山足利の両雄...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...両雄の間に吹けり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...尤(もっと)も両雄並び立たずで...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...然るに『我楽多文庫』公刊匆々(そうそう)二人が忽ち手を別ってしまったはいわゆる両雄聯(なら)び立たずであって...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...司令室の卓(テーブル)をなかに、両雄は、しばらくぶりに会ったあいさつをしたが、「どうしたというのですか、わたしのぶたりの隊員たちの大けがは……」と、テッド隊長は、悲しげな顔になって、ガンマ和尚にたずねた...
海野十三 「怪星ガン」
...リーロフの両雄は...
海野十三 「太平洋魔城」
...両雄相争う青柳又八郎は...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...両雄並び立たぬ心持でいたに相違ありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...両雄並び立たぬためだったでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤田の両雄が互いにしのぎを削って相争ったという数学史上の大事件が...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...両雄は嘆じ合っていた...
吉川英治 「三国志」
...両雄は実に火華をちらして戦った...
吉川英治 「三国志」
...両雄の眸を焦(や)いた...
吉川英治 「三国志」
...こうして、両雄の闘いは、辰(たつ)の刻(こく)から午(うま)の刻にまで及んだが、まだ勝負がつかなかったのみか、馬のほうが疲れてしまったので、日没とともに、勝負なしで引分けとなった...
吉川英治 「三国志」
...両雄は、人まぜもせず、五十余合まで戦った...
吉川英治 「三国志」
...せつに両雄を傘下(さんか)にお迎えありたい意志があります...
吉川英治 「三国志」
...両雄ならび立たずということばも...
吉川英治 「新書太閤記」
...両雄の胸に算定されているか――それであった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索