...よく源平両氏の命運を制したるを見たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...(「文芸時代」五月号所載)僕は偶然軌(き)を一にした両氏の議論に興味を感じた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...K両氏と話をする...
石川欣一 「可愛い山」
...百瀬両氏と共に百方に救援の電報を打つのであった...
石川欣一 「山を思う」
...西本両氏と謀(はか)って故人の語学校時代の友人及び故人と多少の交誼(こうぎ)ある文壇諸名家の追憶または感想を乞(こ)い...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...あの金巻、後頭両氏に、田方氏がいま頭にかぶっている機械腕を見せたら、そのときは、もう否も応もなしに、「買ったッ!」と叫ぶことであろう...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...著名なるスコットランド・ヤードの警官レストレードおよびグレグソン両氏の担うものである...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ゆくゆくは両氏の指導の賜物として程々の技能は身につけられることを期待したい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...碧虚両氏や私もそれへ句や文章を出す事になっていたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...両氏の性格および文才と...
新渡戸稲造 「自警録」
...両氏の場合は、本当に忙しかったのであろうが、自分の勝手な時に酒をのみ、麻雀(マージャン)で徹夜し、競馬に有頂天になる時間があって、なおかつ、人を追い返すというのは増上慢である...
野村胡堂 「胡堂百話」
...コン吉ならびにタヌキ嬢の両氏が...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...この点では私の見解は、勝本氏よりも寧ろ、鹿地、中野両氏に近い...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...小野両氏の説で見ても分かる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...加藤木下両氏と共に多少の散歩をした位で...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...金原両氏の努力によって幾多の古窯跡が明るみに出された...
柳宗悦 「北九州の窯」
...土井浜一両氏と埠頭(ふとう)で落ち合う...
柳宗悦 「全羅紀行」
...両氏の口から出ていたのを私は読んだことがある...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
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