...彼は「両度目」の失敗を招いた...
...明日「両度目」の試合がある...
...「両度目」の訪問には、彼女も同行する...
...会議は「両度」行われる予定だ...
...「両度」の確認が終わったら、書類を提出してください...
...私が一両度御見かけ申しました限でも...
芥川龍之介 「邪宗門」
...相見る事一年に一両度のみ...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...ただし大兄には運座の節一両度御目にかかり候由...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...波多野中務丞忠綱さまの米町ならびに政所に於いて両度ともに...
太宰治 「右大臣実朝」
...両度の書とも相達し候事と存じ奉り候処...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...川越という処も一両度訪れたことはあるのだがどうも...
中里介山 「武州喜多院」
...一年両度の地子百三十疋...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...入学の後も盆暮(ぼんくれ)両度ぐらいに生徒銘々(めいめい)の分に応じて金子(きんす)なり品物なり熨斗(のし)を附けて先生家(か)に進上する習わしでありしが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「通名御柳寛保年中夾竹桃ト同時ニ始テ渡ル甚活シ易シ其葉扁柏ノ如ニシテ細砕柔嫩々トシテ下垂ス夏月穂ヲ出ス淡紅色草花ノ如シ秋ニ至リ再ビ花サク本邦ニ来ルモノ一年両度花サク唐山ニハ三度花サクモノモアリ故ニ三春柳ノ名アリ云々」と叙してあって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...両度秋期無片翳...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...先月末当月初両度之乗様(のりだめ)しに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私は特にこの借用について石部惟三氏と小宮山氏との斡旋(あっせん)を忘れ難く思います)この両度の訪問によって幸にも上人研究の基礎的準備が用意せられました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...しかれども今に至るまで毎年四月十月の両度...
柳田國男 「地名の研究」
...両度の燈籠送りをしているのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「両度に及ぶ公儀への恐れは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...しかもその両度とも蜀軍は戦い利あらず...
吉川英治 「三国志」
...――かく両度まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...元弘三年と正平七年の両度の合戦――新田義貞...
吉川英治 「宮本武蔵」
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