...彼は「両度目」の失敗を招いた...
...明日「両度目」の試合がある...
...「両度目」の訪問には、彼女も同行する...
...会議は「両度」行われる予定だ...
...「両度」の確認が終わったら、書類を提出してください...
...尚おその南町の邸宅を一両度訪問した以外殆ど無沙汰をし続けにしてしまった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...いかに両度の先登の功があつたとはいへ...
太宰治 「右大臣実朝」
...一年両度緑(みどり)になり黄(き)になり命(いのち)を与うる斯二十万坪の活(い)きた土は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...十月五日両度の吟味に吟味役まで具(つぶさ)に申立てたるに...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...或いは流罪(るざい)両度に及べり...
中里介山 「大菩薩峠」
...慶元両度の戦に武功を立て...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...一年両度の地子百三十疋...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...入学の後も盆暮(ぼんくれ)両度ぐらいに生徒銘々(めいめい)の分に応じて金子(きんす)なり品物なり熨斗(のし)を附けて先生家(か)に進上する習わしでありしが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大阪両度の陣、島原の乱、共に浪士の乱ともいうべきものであったから、幕府は浪人の取締を厳重にする必要を認め、特に島原の乱の起った寛永十四年から五人組制度を整備し、比隣検察の法を励行したことは、我輩の「五人組制度」中に論じて置いたところである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...および明治二十三年三月二十七日および同年十月六日の両度に公布せられて...
穂積陳重 「法窓夜話」
...両度とも棹をからりと投捨つるがきつかけにて遠寄を打込みしは好(よ)き趣向なりと却(かえ)りて感伏したり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...両度秋期無片翳...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「梧堂より両度書状...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...両度とも神社に夜の宮籠(みやごも)りがあり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...両度の御膳を神にさし上げる祭のように聴(き)いている...
柳田国男 「年中行事覚書」
...冬春両度の山の神祭の時などで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...昭和九年二月十七日と同年十月三十一日の両度に亘り日比谷公会堂で...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...これよりさき九月五日、十月五日、両度の吟味に、吟味役までつぶさに申し立てたるに、死を決して要諌す、かならずしも刺しちがへ、切り払ひなどの策あるにあらず...
吉田松陰 「留魂録」
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