...彼は「両度目」の失敗を招いた...
...明日「両度目」の試合がある...
...「両度目」の訪問には、彼女も同行する...
...会議は「両度」行われる予定だ...
...「両度」の確認が終わったら、書類を提出してください...
...私が一両度御見かけ申しました限でも...
芥川龍之介 「邪宗門」
...殊(こと)に、仕事中、彼女が危(あやう)く生命(せいめい)を落しそうなことが二度もあったが、その両度とも、風の如くに帆村探偵が姿を現わして、危難から救ってくれたことがある...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...その被害者が両度とも同じである筈ではないか...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...波多野中務丞忠綱さまの米町ならびに政所に於いて両度ともに...
太宰治 「右大臣実朝」
...両度の書とも相達し候事と存じ奉り候処...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...前にもいった如く廿二年と廿六年と両度行っただけである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ずっと昔は毎月二十一日に、後には年に両度、その後は年に一度、四月の二十一日、真行草(しんぎょうそう)の三つの品の中、真の道中は新艘(しんぞう)の出る時、そうしてこれは、最も普通の意味における道中、太夫が館と揚屋を歩くだけのこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...慶元両度の戦に武功を立て...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...両度秋期無片翳...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...賞を受くること両度に及んだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その一つは墓祭、または親の孝(ウヤンコウ)とも考祖祭(ホウスマトゥイ)とも呼ばるる祖霊供養(くよう)であって、是は一年に両度、正月または麦の収穫の後にもその祭をする島があり、或いは十月以後に行われる例もなしとしないが、だいたいにこの八月新節の後に来るものが重視せられ、ただその日の算えかただけが、土地ごとに少しずつちがっていた...
柳田国男 「海上の道」
...しかれども今に至るまで毎年四月十月の両度...
柳田國男 「地名の研究」
...また両度の行事が互いによく似ていた...
柳田国男 「年中行事覚書」
...昭和九年二月十七日と同年十月三十一日の両度に亘り日比谷公会堂で...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...「両度に及ぶ公儀への恐れは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...両度まで黒田父子の善戦で...
吉川英治 「黒田如水」
...――かく両度まで...
吉川英治 「新書太閤記」
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