...彼は「両度目」の失敗を招いた...
...明日「両度目」の試合がある...
...「両度目」の訪問には、彼女も同行する...
...会議は「両度」行われる予定だ...
...「両度」の確認が終わったら、書類を提出してください...
...ただし大兄には運座の節一両度御目にかかり候由...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...一年両度緑(みどり)になり黄(き)になり命(いのち)を与うる斯二十万坪の活(い)きた土は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...両度欧洲に渡航した...
永井荷風 「上野」
...自ら旗亭を営むこと両度...
永井荷風 「桑中喜語」
...或いは流罪(るざい)両度に及べり...
中里介山 「大菩薩峠」
...川越という処も一両度訪れたことはあるのだがどうも...
中里介山 「武州喜多院」
...二十年前(ぜん)に其地を引き払い候儘、両度の上京に、五六日の逗留(とうりゅう)の外は、全く故郷の消息に疎(うと)く、万事不案内に候えば到着の上は定めて御厄介の事と存候...
夏目漱石 「虞美人草」
...来客も逢わないで済むと思う分は両度程謝絶した...
夏目漱石 「それから」
...慶元両度の戦に武功を立て...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...毎年越中魚津村山王より一両度常のより大きく薄白毛の猴舟津町藤橋を渡りてここへ使に参る(『高原旧事』)...
南方熊楠 「十二支考」
...私は特にこの借用について石部惟三氏と小宮山氏との斡旋(あっせん)を忘れ難く思います)この両度の訪問によって幸にも上人研究の基礎的準備が用意せられました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...両度の八日節供を相対立するものとして...
柳田国男 「年中行事覚書」
...昭和九年二月十七日と同年十月三十一日の両度に亘り日比谷公会堂で...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...すでに両度まで面会しておるということです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...両度の上洛がその信念をかたく誓わせたものにちがいない...
吉川英治 「上杉謙信」
...「すでに両度まで...
吉川英治 「三国志」
...しかもその両度とも蜀軍は戦い利あらず...
吉川英治 「三国志」
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